出産から約3時間後、
ようやくNICUにて娘との対面
ダウン症かもと取り乱し、過呼吸になった私。
助産師さんに「赤ちゃんに会いに行ける?」
と聞かれ、「会います、、、」と答えて車椅子でNICUに入った。
鼻にも口にも手にもチューブが繋がれているあやちゃん。改めて顔を見たけど、やっぱりダウン症っぽい、、、とてもかわいいなんて感情は抱きませんでした。
すぐに担当の小児科の先生がきて、現在の呼吸状態や心臓の動きなどを丁寧に説明してくれました。(私はすでに放心状態でどんな内容だったか全く覚えていません)
「他に何か質問とかありますか?」と聞かれ
「この子はダウン症ですか?」と私は初めて口を開きました。
「検査をしてみないと確実なことは分かりません。ただダウン症特有の低緊張や身体的特徴が見られるので、ダウン症の疑いがあります。」
私はもう多大なるショックと産後の疲れが相まって看護師さんに支えてもらわないと状態を起こせないくらいの精神状態でした。
それから数時間後にいかにも偉い人!って感じの先生がやってきてあやちゃんの状態を見てくれました。
「うん元気やね〜とっても元気でいいね!もう赤ちゃんのときはもみくちゃになるくらい触ってあげてくださいね」と言い、放心状態の私を気遣ってか少し明るく接してくれたのかもしれません。
「ダウン症は染色体の検査をしてみないと確実なことは分かりません。その検査の結果が出るまでには3週間ほどかかります。ただ私はその3週間でダウン症じゃないかもしれないと思って過ごし、またもう一度落ち込んでしまうお母さんとお父さんを何人も見てきました。だからあえてこの場でお伝えします。私の目からみてこの子は99%ダウン症で間違いないと思います。」と言いました。
「人生のドン底に落ちた、、、」
私は旦那さんにそう言いました。