痛みを我慢しない@とれない「痛み」はない | aya風呂

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ちょっとまた書いてみようかな(´u`)

女性は我慢しとんねんと言ったものの「女性は痛みに強い」とそそのかされて(?)我慢することはない。って

基本的に、痛みには放置すると増強される仕組みがあります。ウインドアップ現象(中枢感作)
痛みを我慢し続けているうちにその状態になれることはありますが、痛みに順応するのと痛みが改善するのはまったく別の話であり、痛みを放置すべきれはありません。
(略)
我慢することがよくない理由の一つが、痛みにより睡眠不足になると、痛みがより増強することです。これについて仕組みが解明されているわけではないのですが、

動物実験や臨床的に観察されているらしい。

タイトルどおりとれない痛みはないなぁと思った。
「こんな場合どんな医者に相談したらいいか」という医者選びも参考になった。
医療事故のことやここだけの話(筋肉ブロック注射があまり得意でない医者が言ったデタラメP222)など、わりと正直に書いてくれていると感じた。


慢性疲労症候群も、それによる脳や神経の炎症が痛みの原因になるのね。
原因不明で何年も医者を探し続けた人たちがいたから、こんな本になって助けてくれる。
このPDF「ME/CFS療養生活の手引き」が著作で紹介されており、見たら治療してくれるクリニック一覧があった。
ME/CFS療養生活の手引き - CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワーク (jimdofree.com)



■aya備忘 ロキソニンとアセトアミノフェンの違い

とれない「痛み」はない|柏木邦友 「病院・クリニックで処方される主な鎮痛薬P63図表2-1」 抜粋要約

分類1.NSAIDs(エヌセイズ)
商品名:ロキソニン、バファリン、イブ、ボルタレンなどなど
早く効くが(10分15分)、血流が悪くなるという副作用


痛みや発熱を引き起こす物質「プロスタグランジン」(血管拡張作用がある)が、体でつくられるのを抑制する。
NSAIDsには血管収縮作用があるため、血流が悪くなり胃(だけじゃない)の組織が荒れる。

セレコキシブ(商品名セレッコスなど)は副作用少なめだが効果発現まで1時間ぐらいかかる。
痛みを迅速に止める作用と血流が悪くなる作用のバランスについては、薬の中でいろいろ異なる。
つまり医者か薬剤師に相談するのが早い。


分類2.アセトアミノフェン
商品名:アセトアミノフェン、カロナール、タイレノールなど
副作用が少なめ


痛みを軽減する脳の仕組みである「下行性疼痛抑制系(痛みを抑制する伝達物質を脊髄に届けて、痛みの信号をできるだけ伝えないようにする)」を活性化させる。
副作用が少ないといっても、薬だから肝障害には注意

ちなみに、どうやって下行性疼痛抑制系を活性化させるかは書いてなかった。
検索したけど、なんだかわからないらしい