よ・源氏物語9 | aya風呂

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ちょっとまた書いてみようかな(´u`)

ほれほれほれー
お役目終った人達さっさと片付け、わっはっは
達成感に高笑いの紫式部が浮かんできた
源氏物語って一条天皇も読んでるのに、帝に対しても忖度なし
豪快だねー
いいぞ、もっともっとやれ

40の長寿祝いを迎える源氏が、出家した朱雀院から押しつけられた娘・女三の宮は13歳
私の娘と二つしか違わないじゃないか、夕霧(18歳の息子)の相手だろう…とドン引きなのに、外堀を埋められ結婚
紫の上を差し置いての結婚なので、この「外堀を埋め」ということが延々語られる
「雨夜の品定め」婿版
朱雀院辛辣、かの者はここがよいけど、ここが…

父朱雀院に甘やかされすぎたため、宮は童のような人だった
NOという概念を知らない、素直で無邪気
御簾の端近に寄るような軽々しい振舞が原因で自滅→思考停止→出家

当時、父や夫以外の男性から「見られる」ことは、もう結婚しかない的な親密さを必要とする行為だったよう
ZOOMや監視カメラで隅々まで覗かれる時代を知ると、なんと浅ましいと戦慄のことだろう

朱雀院は源氏の異母兄で、源氏のことを好きなのだが、源氏はつれない
帝位にあっては優柔不断、退いては病を言い立て気を引こうとする、出家したくせに7年も8年も俗世に口出ししてくる
っていうか、女々しいくせに…そもそも男なんだもん、興味ない
源氏、ハッキリしているから好き
でも結構面倒見がいいのだ
できないことは最初からやらない

 女は束の間の安らぎで、男と女は、その束の間の一致を模索して、恋というものを成り立たせる。成り立った恋の後は、ただただ平坦な扶養の台地だ。私はそのように思い、そのように処理してきた。

若菜 下…闇の訪れ
柏木…散り果てて再び芽吹く 冬の病葉



源氏物語9|文庫|中央公論新社 (chuko.co.jp)