PlayStation vitaソフト『Goes!』をプレイしました。

なるべくほのぼのした乙女ゲームをやりたいと思って探したらこれだったんですよね。パッケージからして明らかに可愛いのズルいです。

んで、パッケージ裏見たらわかるのですが、声が全員女性だという話。
それ絶対可愛いやつだ!!!(๑╹ω╹๑ )


※一応ネタバレ注意で※


可愛い子が多いから女性声優でも違和感はあまりありませんでした。会話だけでも和むわ〜。
一部のサブキャラ先輩方は髪が長いこともあって女性としか思えなかったけど、まあ攻略対象じゃないからいっか( ˘ω˘ )

ただね、キャラクターの年齢設定がお高すぎる気がしますわよね。
おめめくりくりしてて可愛い声で喋ってるのに、全員高校生なのが解せません。変声期来ない世界観なのでしょうか?この子達はどう見ても中学生……

恋愛は告白→ライトなキス止まりですし、あとほんのちょっとでCERO Aになるくらい健全だったから中学生で良いよ別に!
あ、キススチルは絶対要るからCERO B 止まりにはなりますね。ほのぼの恋愛感がたまらん(*´ω`*)

中学生で違和感出るのって、七見シイナの設定くらいじゃないですか?
でもそもそも学園長が通うって時点で無茶にも程があるから、もうべつによくね?
いやむしろ中学生なら義務教育あるから仕方なく通ってましたよて体のが納得いくような……

あ、いや、なんとしてでもショタ扱いしたいわけではないです断じて(震え声)

あと、主人公はビジュアル的には満点に近いので、彼女にも声をつけて欲しかったです。
いやほんと、これだけ女性声優揃えといてなんで女の子の声だけないんでしょう。もう一人呼んできてよ。せっかくテキストがほとんど会話文なんだしさ。


まあ、声とビジュアルに関してはそれくらいにしておいて。

ストーリーに関しては、結構好きな部類でした。
七不思議探すぞー!てわちゃわちゃしてるところが学生っぽくてよろし。
攻略キャラクターが全員良い子なのもよろし。

シリアス分は少なめで、
Bad endでも一部除いて主人公が前向きに立ち向かって終わってくれるから、胃にこなくて良かったです。力を抜いてプレイできました。

学園の危機なのに教師が絡まないのはでっかいツッコミどころではありますが(放任主義にもほどがある)、そこを気にしなければ学生の秘密の共有って感じで楽しく読めます。

それでも7章は大事なことなんだから全員でやれよとツッコミたいところですけど(・・;)


  ルート別感想

⚫︎ヴィンス・ヴィヴィアン・ヴィッカーズ
登場した時点で可愛い!この子を最初にプレイしよう!と即決致しました。割とおおまかな流れは似たり寄ったりになるので、初回で好きな子プレイした方がいいわね。

ヴィーくんは、錬金学の練習にあんまりメリットないのに付き合ってくれてた後輩とかいう天使です。

プレイ時期が初夏だったせいで、このルートは滅茶苦茶暑そうでした。真夏の炎天下で植物を育てるど根性。いやまあこの世界の夏は現代日本よりやや涼しそうではありますけど。

熱中症にならないかハラハラしながら読んでましたよ…。主人公とヴィーくんが倒れたとき(熱中症ではない)、見つけた日向くんは相当焦ったでしょうね。


⚫︎日向・エリ・ファース
2人目から人格に関しては、既に可愛くて良い子以外に書きようがないのですが…全員に当てはまっちゃうからね(。-_-。)

セイムと双子で区別つかないくらい似てるらしいですよ。立ち絵では髪色や目の色すら違うから、最初は誰と双子だろうかと迷いました。似てる人探してもおらんな。

彼のルートは……途中までは室内で料理の練習をしてて微笑ましいな、て目で見てたのですが、
途中でサラッと死んでてどうしようかと思いました。
なんか気づいたら死んでました。びっくりです。
そして案外簡単に復活しました。厳密には元に戻ってないけどまあ外見年齢取り繕えるしいっか、で終わっちゃいましたね。


⚫︎都竹天
天とセイムルートだけ、珍しく悪役(ぽい人)がでてくるんですよね。まあ悪役と言っても会澤先輩は七不思議探しの手助けになっててトータルで言うとプラスになってるのですが。

天くんは出会の時点では破天荒な子かと思いきや、真面目な良い子でした。1年以上授業中に寝たことないとか、そんなことあるでしょうか(・・?)。 

お話としては6人の中で1番まとまってて好きかもです。
過去に遡る主人公の魔法によって、昔の天くん助けられてるところとか好きですよ。フィルの封印分離するとことか、火力あるからって理由づけあってて良かったですし。


⚫︎セイム・エリ・ファース
いきなり壮絶な設定を持ってこられてこっちの情緒が不安定になってしまいます。
セイムが消えるのに納得してるのは悲しい.°(ಗдಗ。)°. 
けど消えかけてるセイムかわゆい(・∀・)


このルートやるまで年齢設定とか分からずにやってたのですが、「18歳の誕生日に…」てとこでん???となりました。
そうか…高校生か……あれ、じゃあセイムは高2……
セイム消える予定って3年生になってからじゃないですか。

じゃあそこそこ時間があるから、セイムルートじゃなくても消えるのを回避できる未来があるかもわかりませんねえ(希望)


⚫︎カイ・ジョリス・佐倉
壮絶な話を2人終えた後の青春で和みました。
それにしても、セイムくんのことが気になって集中できないよん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


⚫︎新山正典
1番大きくて堅物であんまり萌えられるタイプではなかったのですが、演劇を通して周りの人の気持ちに目を向けられるように成長する展開は良かったです。


⚫︎黒音
フィルの封印のことなど、これまでの6ルートをやってもイマイチ把握できていなかったのがおおむね解消されてよかったです。

途中までは黒音ルート以外だと主人公が過去に行かないから矛盾するよなあとイマイチな評価を下していたのですが、
フィルにタロットカード貼り付けてる場面で納得しました。

貼り付けたタロットカードは7枚で、ルートによって見つかるカードが違うということは……
つまり、40年前の時点で既に分岐しているということだったのですか!

天ルートでも過去に干渉してるのに他ルートに支障がないのも、
共通ルートで展開の順番が根本的に変わるのも、
だいたい元からパラレルワールドだからだて分かってスッキリしました。

流石は真相ルートだな(適当)





このゲームをプレイしてすぐに「古き良き魔法学園ものの乙女ゲームだな」と感じたんですよ。

不思議なことに、そもそも魔法学園ものなんてゲームではやったことないし、自分の知識でもワンドオブフォーチュンしか知らないような。

この感覚はいったいどこから来たんだ…?

この疑問を回収すべく、次はワンドオブフォーチュンRやってきます(((┌( ・ω・)┘