前作に引き続き、『STORM LOVER 2nd V』をプレイしました!
全体的に進化していて、大変良かったです!


キャラクターのパンチが増量されていて、絵柄も特徴的になってきてました。好みは分かれると思います。前作は割と優等生の体裁は保たれていたけど、今作はおバカっぽい子とか守銭奴とか素直すぎる人とかかがいまして、進学校感は薄めでした。

バカップルモードではくさいセリフがやや減ったものの、見た目でも楽しませてくれるようになりました。背景で薔薇が咲いていて外野がカカシになってるのは、何回見ても笑っちゃいますwww外野のツッコミもパワーアップしていて、ボケとツッコミが成り立ってるのが良かったです。


  システムについて

前作で煩わしかったところが大幅に改善されていました。

1番大きい改善点が、日付システムから一新して「平日」「週末」に分割していること。
前作は毎日メール見るとか、何もないのに日付だけ過ぎるのを待つということが多かったのですよね。なんか動作がもさもさしてましたし。

そこを直してくれたお陰で、ただ操作してるだけの作業が減り、会話を読む時間の割合が増えました。たぶん会話の量ってそんなに変化ないんでしょうけど、体感倍くらい読んでる気がしました。

あと、勉強するときにパラメーターを表示してくれるようになりました。これで、パラ上げ前にステータス見なきゃという問題が殆どなくなってて良かったです。


そんで、めちゃくちゃ良かったのが、サブキャラ攻略するために別の男と別れなくても良くなった点。前作では付き合った以上は別れるのが嫌で、どうしても付き合えない人間が2名出ましたからね〜。

女子攻略するには誰かと別れないとダメなんですけども(・・;)
何故だ!!!私はアンナちゃんとイチャイチャしたいんだぞorz


フラグ管理がめちゃくちゃだったのは、前作からの伝統なので良いとして。

唯一不便になっていたのが、メール欄でしょうか。
押すボタンの回数が若干増えていました。PSPだと気にならない部分だけど、自分はvitaでタッチパネルでの操作でちょっともたつくことになりました。


  ルート別感想

【一本松ヤマト】
おバカなポジティブ星人です。
お金なくて私立通ってるってことは、特待生なんでしょうか?勉強はできるみたいですし。

貧乏で水と塩で生活してても、明るくいられるとは才能だと思いますよ。
ほんっと出てくるだけで楽しい人でした。

それだけに、終盤の展開が雑でもったいなかったです。王になる方のルートは、ツッコミどころしかなかったから…
なんで自国の言葉喋れない人が即位してるんでしょうか。国民総ポカーンですよね(゚Д゚)


【二宮真琴】
結構な堅物なイメージ。そんな彼でも他の子と同じく1ヶ月で陥落します。もちろん、バカップルにもなる(°▽°)

お金持ちキャラと言ったらどうしても前作の宇都木先輩と比較してしまいます。
宇都木先輩ははっちゃけましたからwwwジュテーム花火を見よwww

それと比べると、真琴先輩のデートイベントはプラネタリウムやら乗馬やら真面目なイメージそのままでした。お金持ちイベントでもレストラン行ったりパーティーに連れて行ったりが多かったなあ…
まあ、遊園地の貸切とヘリのドア開けて夜景見ていたところでははっちゃけてたかな、くらいです。


正直な話、真琴父が出てきたときには前作の焼き直しかと言うくらい既視感が強くてガッカリしていました。

けれど、終わりかたは全然違っていました。
真琴先輩には夢があって、夢を叶えるために動くっていうのが根本にあって良かったです。
エンディングを両方見たら、宇宙飛行士になるのか星を見つけるのかどっちがしたいんだよ!?てなりますが(・_・;


【朝参孝太郎】
どうしてもこのルートは孝太郎よりも隆志の方が気になってしまいました。

だって、孝太郎って誰かのために動いているとしても怖いですから…
喧嘩に剣道利用してたら危ない以前に頭割れるよ?怖いよ?
手加減してるとしても関わりたくないですよ。

隆志は異様にかっこよかったです。いや何故に!?
剣道強くて、戦うためのメンタルも備わってるとか最強じゃん。人格者じゃん。
前作でその片鱗を見せつけていれば、サブキャラで終わらなかったのではないでしょうか。(いやまあ、自分は隆志の攻略を諦めてたから、終盤どんな感じだったか知らないんですけど)

そういや孝太郎ってば、どこかのルート終盤でうさぎのことを「うさぎさん」と呼んでて、突っ込まれたら「うさぎさんはうさぎさんだろ」って素で返してたのが妙に印象に残ってます。
ときどき無駄に可愛いくなるのやめなされ。好意的になっちゃうでしょ。


【四谷陽斗】
なんか全身からモテオーラが放出されている人でした。
この人、妙に外腹斜筋のエロさが際立ちますよね。


【五十鈴一久】
出会いの時点では絶対無理!嫌!な印象だったんですよ。けど、進めてみると素直じゃなくて可愛いかったです(๑˃̵ᴗ˂̵)
声と顔が可愛くなかったらやっぱり無理なんですけど、可愛ければ何も問題はありません。微妙に子供っぽい服がマッチしていて良いんですよ。
あと、主人公への執着が必死すぎてこいつは裏切ったらまずいなという意識が湧いてきますね。

付き合ってバカップルってる時点で罵倒とかもうプロレスですからね!
ご主人様とペットムーブでちょくちょくドン引きはしてましたけど((((;゚Д゚))
それに付き合ってる主人公が許してたらOKな……のでしょうか???


【陸・フェルナンド・ハビエル】
メールがキター♪───O(≧∇≦)O────♪

感情豊かで笑顔の可愛い子です。
オタクとレーサー、二つの要素を合わせ持ちながらも、両方とも全力でやっててとってもアクティブでした。

彼は外国人だからでは済ませられないくらい、日本についての勘違い発言が多い印象を受けました。人の言うことを純粋に受け止めてしまうってだけで、根本的にはおバカなわけじゃないんですけどね。

勘違いしてはしゃいでるところは可愛いかったとはいえ、ノリノリの彼の勘違いを正しづらくて、ちょっと気まずかったです。
陸くんは素直な良い子だからさ、夢を壊したくないんだ(´・ω・)


【七尾椎名】
前作でちょっと出てただけの人です。立ち絵を見たらすぐに彼だと分かるレベルで、あの臨海学校での椎名君は印象強かったんですよ。
今作のたっつんなんかは名前表示されるまで誰なのか認識できなかったのにね……

彼の中学生時代はツンツンじゃ済まされないくらい生意気なガキって感じでしたが、大学生になって多少はマシな性格になっていた気がします。一応攻略対象として成立しているくらい。

ちょっとずつ主人公への態度も軟化していて(というか主人公が慣れてきて)、終盤のエピソードではだいぶデレてて良かったです。

とはいえ、言い返せない人から金をふんだくろうとする守銭奴魂は少し苦手でした。(ー ー;)

彼は嘘をつくときに片目をつぶる癖があるのが最後らへんで明かされるんですよね。もっと早くに教えてくれないと、どこで嘘ついていたか分からぬ…全部読み返す気力は流石にないかな( ´△`)

後で聞いたんだけど、アメリカでは冗談言うときにウインクする人もいるらしいです。つまりこれはウインクだった?


【八戸圭吾】
不憫枠。前作の隆士同様に、元気な男の子って感じで普通に良い子です。
圭吾は水泳部でも活躍してるっぽいし家の寿司屋を継ぐという目的もしっかり持っていたので、何故そんなに周りからの対応が悪いのかが分からりませんでした。
タマ蹴られたりとか……いくら美少女アンナちゃんが蹴るとはいえかわいそう(´・_・`)

例えイケメンじゃなくてもあれだけポジティブで良い人だったら、いくらでも彼女できそうなのですけどね。「魚臭いからモテないのかな(´・ω・)」て凹んでるとことかちょっと可愛いしですし。

とりあえず、圭吾はちゃんと攻略できたからよし!


【犬塚千尋】
何故か攻略対象として続投されていた保険医。内容は薄めです。前作でネタを使い果たしたのかもしれません。


【十文字麻季】
教師一年目でその外見ですと!?
彼の態度も含めて、よくクビにならずに済んでますよね。セント・ルイス学園って、ほんとに自由な学校のようです。

彼は、エンディング迎えても主人公の卒業までは恋人にはならないみたいです。普通はそうなんですけど、前作の教師が1ヶ月で付き合ってただけに真面目だ….!と感動してしまいました。





やっぱりストラバは会話楽しい!
ギャグとしてはパワーダウンしてたものの、トータルクオリティは上がっていて、プレイしやすかったです。

でも流石に10周もやったら疲れました。一気にやるもんじゃないですね、これ_(┐「ε:)_