せっかくだし今まで手を出したことのないジャンルのゲームでもプレイしようかな〜ということで、初めてのSRPGに挑戦です。
パッケージが好みだった『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』をプレイしました。

このソフトを調べてみると、どうやら純粋なSRPGではなくてアクション要素が混ざっているらしいです。
つまり、SRPGに慣れ親しんだ人でも普段とシステムが違うと感じるゲームのはずだから、きっと初心者でもなんとかなるはず!


では早速スタート。
まずは難易度選択です。

→EASY 
→NORMAL 


よっしゃここはEASYで!
たぶんノーマルがまともに遊びやすい難易度なんでしょうけど、慣れるためにも簡単なところからやっていきます。
決して未知のジャンルに怯えているわけじゃないんだからね(´・ω・)


複雑なゲーム内容と丁寧なチュートリアル

開始直後、なんだか複雑そうなストーリーが流れてから戦闘が始まりました。

( ˘•ω•˘ )φ_/ウ〜ン、操作方法がさっぱり分からん

仕方がありません。ここはチュートリアルを読みましょう。確かゲームスタート画面にチュートリアルボタンがあったはずです。

チュートリアルを開くと「とりあえずこれだけは読んどいてね」的な説明を発見。
20分ほどかけてじっくりシステムを理解していきます。読めば読むほど感覚だけで戦闘するのは無理って思えてきますね。


説明をざっくり読んだらなんとなく分かった気がしたので、もう一度戦闘に挑戦。

(´・ω・`)φ_/一応敵にダメージを与えられるようになったけど、イマイチまだ意味不明なパラメータとかある…

このゲームってめっちゃ戦闘画面が細かくて、文字が潰れるほど情報量が多いんです。そのぶん覚えるルールも沢山ありそうです。
よく分からん状態で進めるのも非効率なので、4回ほど戦闘を終えたところで細かいチュートリアルまで全部確認していきました。

複雑すぎてゲーム内容を簡潔に伝えるのは困難です。強いて言うなら避けゲーと戦略ゲームの間の子って感じでしょうか。


一通り読んだ後でも、たまに分かんなくなって電源入れ直して確認って工程を挟むようになりました。チュートリアルが戦闘中にいつでも見られるようになったらすごく便利なのにな。


イージーでプレイしたら案外面白かった

戦略(SRPG?)部分に関してはじっくり考える時間があるのでイージーは簡単すぎました。ルールを把握するまでは一苦労ありましたが、分かってしまえば作業みたいなもんです。

しかし避けゲーの部分は全然イージーってイメージじゃありませんでした。
アクションゲームをあんまりやったことない身からすると、普通に避けるのが難しかったです。もの凄い勢いで被弾しまくって、全く攻撃が当てられないこともしばしば( ; ; )
なんなら誤操作も頻発して、変なところに攻撃したり、想定外の位置に騎士さんを移動させちゃったりもしました。

クリアするぶんには決して難しくありません。 相手からの攻撃をどれだけ受けたところで、条件が緩いので簡単なのです。

だからこそなのか、避けるの難しいから避けながら攻撃を当てられたとき嬉しいし、条件がゆるいからこそ詰む心配がなくストレス少なめでプレイできました。自分的にはEASYが丁度良かったです。


あとからネットで情報を確認していると、『ルール把握するまでEASYで、NOMALからやったほうがいい。よっぽど下手じゃなかったらNOMALでクリアできる』って感じの文章を発見しました。
きっと自分はよっぽど下手な部類なんでしょうね(ーー;)

名も無き騎士最高!

このゲームは手持ちの騎士さんを操って戦う感じなんですけど、ゲームど下手くそな自分は騎士が常に枯渇気味になっちゃうんですよ。

んで、そんなときにゲームから出される救済措置が「名も無き騎士」。
レベルはそこそこだし、ステータスは他の手持ち騎士から一段落ちるくらいで、問題なく使えちゃいます。

この人たちがいるおかげでイージー程度の難易度じゃ詰むことありませんから、安心してトランスソウルできました。名も無き騎士さんたち、本当にありがとう。

※※ここからネタバレ前提で書きます※※



具体的に苦戦したところ

①VS ガンツァー(シーン16)
唯一リトライしないと倒せなかった敵です。
何度もマリアが轢き殺されてはリトライして…の繰り返しで、攻略方法がわかるまで4回くらい轢かれました。
序盤で即死攻撃してくる敵が出てきたから、この先こんなのばっかりだったら困るなーって思っていたら、ガンツァーより大変な敵がいなかったのでちょっと拍子抜け。

②中盤の雑魚戦
特に騎士を2体しか配置できなかったり、騎士の初期位置が手前にあるやつ。
沢山倒す必要があるので手間がかかりました。
後半になるにつれて強い武器で戦えるようになるから、シーン20〜35辺りのが面倒な気がします。

③VSアクリーヌ(シーン27)
純粋に攻撃が避けにくい&攻撃を当てにくい。
1ターンでちょっと削れたと思っていたら次のターンで攻撃当てられなくて回復されました( ; ; )
最終戦のほうが避けにくい戦闘っぽいんですけど、何故かあっちは簡単に片付いたんですよ。不思議〜。


ストーリーを読むハードルが高い

全47話あって、1話ごとに
「現在のストーリー→主人公と敵との対面→(戦闘)→過去のストーリー」
という構造となっていました。

序盤はホント苦痛。
・毎話違う登場人物で構成される
・文字が潰れて読みづらい
・地の文が自動で進むからよく理解が追いつかなくなる
・バックログがないからうっかり読み飛ばしたときのリカバリーが効かない
・主人公は魂の姿でひたすら帰宅しているだけでなかなかストーリーに関わらない
・過去話は時系列が分かりにくい

などなど、(言いがかりな部分もありますが)アホお断りなんじゃないかと思われるお話感満載でした。

それが面白くなったのは、シーン9で主人公が鎧の女騎士に出会ってからです。この辺りから主人公の正体が分かったり、敵さんが誰々か把握出来たりして面白い。静かに立ち上がっていた物語がようやく主人公中心になってきました。枢機卿倒した辺りから少しだれる気はしますが、終盤になるとまた盛り返して良き。


とはいえ面白いのは現在のストーリーの方で、時系列バラバラな過去のストーリーは理解するだけでやっとこさでした。楽しむ余裕がないんですよ( ´△`)

ある程度過去話の時系列をノートにまとめておいたので、2周目やるときはすごく面白いと思います。(調べたら2周目はちょっと違う話が見られるようなので、そのうちプレイしたいです)


キャラクターの多さにビビる

手持ちにできる騎士が滅茶苦茶多いから、その関係でストーリーに出てくる登場人物が把握しきれないくらい多くなっています。

毎話使い捨てレベルに違うキャラがでてくるので、最終的に顔と名前と所属が一致した騎士さんはほとんど居ませんでした。

というかメインキャラを除くと、初めて実体化させたミシェルしか覚えてません。(そのミシェルさんは過労によりシーン10でお亡くなりに(?)なりましたが)

騎士さんたちはほぼ全員過去話に出てくる人達で、物語開始時にはお亡くなりになっています。この人たちは生前、国のために覚悟が決まりすぎているんですよね。死後国王の魂に協力してくれる人たちをピックアップしているからと言えば理解はできるんですけど。

だからみんなに対して好感度は高いんですよ?
とても覚えられるほど出番ないし、人数が多すぎるってだけで。
あとからwikiなりなんなり読もうっと。

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総合すると、ストーリーもシステムも最初は非常にとっつきにくい、慣れるてくると楽しいゲームでした。

最初の5時間くらいは頭に情報を詰め込むのが大変で、あんまりにも楽しむ余裕がなくて何度リタイアしようとしたことでしょう。そこから右肩上がりで面白くなってきて、なんだかんだで良かった、くらいに落ち着きました。

やっている間は楽しいんだけど、難易度変えずに2周目やるくらいかっていうとNOかな。やっぱりプレイヤーに対する要求スペックが高いから疲れるんですよ。

そのうち難易度NOMALに挑戦する予定です。クリアできる自信はありませんが、できるところまで遊びたいと思っています。

○プレイ時間 17時間