ブルータスとブルータスの弟と私で、お墓の前で。。。
「なぁ、草取り面倒だよ。 除草剤やっちゃダメなの?」
「除草剤? それいいな。 買って来る?」
「ダメよ」
「なんでよ、大変じゃん」
「なんでってなんでかダメよ、お墓の中の人の心、死んじゃうよ」
「もうすでに死んでるじゃ~ん」
「だよな、やっちゃう?」
「ダメだってば! バチ当たるよ」
「草ボーボーのほうが、バチ当たる気がするぜ?」
「な、やっちゃえやっちゃえ♫」
「マメに通い、草を取りながら手入れを怠らない事も供養だ」と、
暑いからお墓まで行きたくないブルータスパパに叱られ、
むくれる長男と次男に「人として……」と、諭すように叱る父より、
そのお墓に入る予定のない私が一番に通ってる気がする 天海 彩