告知のむずかしさ。 | 〜はいどうさんの徒然日記〜

〜はいどうさんの徒然日記〜

お芝居のこと、舞台のこと、日常のこと、自分のこと、思いつくままに書き綴ります。

いろいろ気を遣うこと、大変なことはあれど、ようやく舞台公演が出来るようになってはきたけれど、やっぱり以前のようにはいかないわけで。

稽古、公演自体ももちろん、一番は告知…というか、直連絡での観劇お誘いよね。

なんか、こう、直接連絡するのがタブーというか、憚られるような風潮…。

自分も前は、客演するメンバーとお知らせメール・LINEしにくいね、とか、もらっても困るよね、とかネガティブなほうに考えてのね。

けど、自分の出演が決まって、さてお知らせ、っていうときにふと思ったんですよ。

「あ、違うわ」って(笑)。

このご時世に、大変なのを承知で公演を打つ団体さんのために何ができるのか。

演じることはもちろん、お客様呼ぶことも役者の仕事なわけで。

出ることを決めた以上、少しでも(金銭的)負担を減らせるようにしなければ、と思ったの。

それも誠意の一つじゃない?

SNSでのお知らせはもちろんするけど、それだけでお客様がきてくれるほど知名度も人気もあるわけじゃないし、知り合いがきてくれるほど人望があるわけじゃない。

なら、お知らせメールしなきゃダメよねって。

だから迷惑かもだけど、がっつりお知らせ送ったよね(笑)。

お知らせ受け取って、迷惑ならスルーでいいし、来ていただけたら嬉しいし。

「選ぶのはお客様」
これは、今でも前でも変わらない。

出たいから出る、自分が芝居やりたいから出る、でもお知らせメールはちょっとできないかな、は自分勝手すぎるし、役者の仕事半分放棄してるのと一緒。

遠慮して呼べないなら、配信ONLYの作品に出るとか、考えないとね。

やれることは、やる。

どんな状況でも。

っていう心持ちで、今年は過ごそうと思ってます。