今年の夏のお話
中高生のこどもたち数名とうちの就労カフェで
おしごと体験をしました
本当に急すぎる話にも関わらず日程調整して
くださったお母様方に感謝
部活がなかった子もラッキーときてくれました
実はうちの事業所は20名ほどが、中高生だったりします
ですが、幼稚園や小学校低学年から一緒にいる子たちばかり
「リアルなプチ社会経験をしっかりやってもらうで」
と思いつつ、ついつい過保護に事前準備をしてしまいました
記入しやすいようオーダー表を作成。
接客カードを作成。
日程スケジュールを作成。
お客様へのおしごと体験中の周知のポスター作成。
名札作成、などなど。
なんだか、先回りの準備品だらけになって
しまいました
今回の参加メンバーの苦手部分が
手にとるようにわかるので
ついついやりすぎたダメジョブコーチですNG
さて、今回の接客体験。
「社会経験が大変さも、厳しさも、
楽しい経験で終われるように。」
が私の中の今回のコンセプトでした
子ども時代は保護の中に生きていますから、
ついつい目を瞑って過ごされつことも
たくさんあります。
ところがどっこい、社会に出ると
急に保護がなくなり
現実社会に放り込まれます。
これは誰しもがそうですが、
やっぱり、今までと違うことへの
対応が苦手な子もいますから
社会の経験、考え方、物の見方など
知っておくのは強みになると
考えております
さて、実際の体験の様子
みんな身だしなみを整えて
スタッフさんへの挨拶からはじまります。
挨拶は本当に大事ですね。
やっぱり礼に始まり礼に終わる
気持ちいい挨拶ができる人は素敵です。
そして、基本の接客練習
お水の出し方、
お皿の下げ方、
メニューの出し方、
バッシング(お皿などを下げる)のやり方、
順番に実践練習。
その様子を横で温かくにこにこと見守って下さる
常連さん方々ありがたいです。
練習したり休憩したり、
裏で注文の取り方をわちゃわちゃとマスターし、
いよいよ本番
最初は緊張していた子どもたちも
だんだんほぐれはじめると体も動き出し始めます
その頃、ナイスタイミングで
キッズ・トーンの先生たち
(昼から指導の出勤組)が‼️
顔を出してくれました
「先生たちやのに、いつもと違う。緊張する。」
「なんでやねん」
とか言っているうちに、お客さんも増え始めます。
通ってくださっている保護者さんや、
子どもたちのお母さん方で賑わいました
初めはドキドキでお店に立つのが
無理だと言っていたのに
がんがん注文を取ってくれるだけでなく
自分からおすすめしたり、
バッシングしにいったり、
スタッフさんに「やることはありますか?」と
積極的に尋ねたり、本当に頼もしいようすに
大感激でした
ただ、目を離すとお客さんをナンパしたり
オーダー数を勝手に増やしたりするので
「ナンパしないよ」
「勝手にからあげ4つとか書かない」
と見守りながら
大笑いあり、感動ありで
にぎやかに時間がすぎていきました
子どもたちの活気でお店も大賑わい
接客をとてもがんばってくれたので
今回は、自分たちのまかないを作る時間が
なくなってしまい反省です。
ちょこっとお手伝いくらいで
ほぼ、作ってもらっていただきました
最後に、お給料として
お母さんたちにドリンクチケットをプレゼント
「お給料で奢ってもらえる日がくるなんて」と
大切そうに使ったチケットを
お持ち帰り下さって嬉しかったです
私と振り返りでは
「初めは緊張したけどお客さんもスタッフさんも
みんな優しかったので仕事が楽しかった!」
「一生懸命頑張れた!」
などなど思い思いの気持ちを話してくれました
とても立派なことばに感無量です
そして本日のお仕事は終了。
スタッフさんにきちんとご挨拶して無事終了です
その後、帰着連絡に感想をLINEで送ってくれた子や
お母様からもご感想を頂きました
すごく自信に繋がった
働くって大変だったけど楽しかった
またしたいです
など、前向きな言葉とともに、
しばらく実生活でも良い余韻が
あったようです後日談より
また、次回も長期休暇にやろうとおもいます
中高生の就労体験。
なんでも吸収するスポンジに思いました
継続するからわかることも、できることも、
色々あると思います。
今回のように、こどもたちにとって
社会経験が気持ち良く
心に残ってくれたら幸いです
次は冬休みかな
普段からこんな感じ
みんななかよしな自分の居場所です
最後まで読んでくださってありがとうございます