とびら
東京都出身、現在は千葉県の小さな山の中で、猫8匹と暮らしている。
絵本に「チップとチョコのおでかけ」(文溪堂)「チリとチリリ」(アリス館)
「パンちゃんのおさんぽ」(BL出版) 「ハーニャの庭で」(偕成社)など。
http://ikimono-gasuki.jp/
しっていますか?
ずーっといっしょだよ
それは、飼い主に裏切られて、捨てられる犬や猫が後を絶たないからです。家族同然の動物を、引っ越すから、飽きたから、吠えるから等の理由で、殺してしまえ、という考えは到底理解できませんが、現実に毎日のように起きています。また、迷子になって、飼い主と出会えず殺されてしまうケース(迷子札やマイクロチップ等で解決できます)、避妊去勢手術をおこたったことで、増えすぎてしまって手に負えない等の理由もあります。
保健所で、今日も殺処分を待つコたちがたくさんいます。人を見ると、お手やおすわりをする人なつこいコたち…、いいこにしていれば、きっと迎えにきてくれる、そう信じているピカピカしたひとみ…。心に傷を負って、すっかりおびえきっているコも。どのコもみんな、何の罪もない、かわいい犬や猫たちばかりです。
また、このように年間約25万頭が、殺されている一方で、どんどん犬猫を、産み増やすペット業者達。日本では、きちんとした法律がないために、業者の利益優先で、ほとんどの動物たちはとても残酷な目にあっています。
犬も猫も赤ちゃんの時は、人間同様、母親が愛情たっぷりに育て、兄弟たちと楽しく遊びながら学んで、大きくなるのが本来の姿です。ところが、ほとんどの業者は、まだ乳離れしない赤ちゃんを、母親から取り上げ、遊び相手の兄弟達ともバラバラ。これは、健康にも性格にも悪いことで、手に負えなくなった飼い主が、ペットを捨ててしまいやすい、ということにもつながります。
ペットショップでは、さみしくひとりぼっちで、ケージの中に閉じ込められ(もちろん夜も)、昼も場合によっては夜も、人目にさらされた状態です。このような残酷な生体販売は、例えば欧米ではほとんどないことです。動物が好きな人間なら、とてもできない行為です。また、年に何度も子供を産まされる、母犬や母猫も悲惨です。もちろん大量に「売るため」です。
ドイツは、犬猫の殺処分はありません。ペット業者も、法律がキビシいため成り立たないと言います。(動物優先にしていれば、当然のことです)
わんちゃん・ねこちゃんを、新しく家族に迎えいれようと思ったとき、この本を思い出していただけたら幸いです。

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