担当医に
"明日生まれるかもー"
"今晩陣痛きてもおかしくないよー"
"子宮口は閉じてるけど柔らかいし(頸管)短いし!"
助産師さんにも
"おりてきてるねぇ!"
"すごく張ってるけどわかる??"
と、毎回検診のたびに言われるも
陣痛の気配、全くなし
まあ、お腹の中が居心地いいのかなぁ?
何かまだやりたいこととか片付けきれてないことあるから、待ってくれてるのかなぁ?
なんて思いながらのんびり待ってます
そんな中、ふと自分の今までの仕事を振り返ってみる。
私は前回のブログで書いたように発達障害の二次障害と思しき疾患で学校を退学。
それが作業療法士の学校で、ずっと小児科に勤めたくて全領域を学びつつ小児科の先生について実習したりなんだりしてたんですね。
で、退学後、条件の良い金融系の会社に勤めるも、どうしても福祉医療の道が諦められなくて、働きつつ介護福祉士を取得
今、形は違えど念願かなって(実に10年超しに夢叶う!)介護福祉士として重症心身障害児(者)の施設で働いているのですが、
介護福祉士なので高齢者施設でも働いたことがあるのです。
でも、もう高齢者施設では働けない!って思った出来事があって・・
ホームヘルプで訪問してた時、
家族からの支援が未熟で汚物まみれになって
"助けてー"
って寝てる方がいたんですよね。
それもほぼ毎回・・
時には自分でベッド横のポータブルトイレに行こうとして、失敗して、
尻餅ついて汚物にまみれてしまってたりしてて・・
認知症とかはないし事情で入所も困難で・・
その方は遠く離れたところから今のところへ嫁いで頑張ってきてらして、
デイケアに週一度くらいいらしてたみたいなんだけど、故郷の歌や方言をきくと凄く喜んで教えてくれて。
臭かったけれど、寒そうだからカーディガンをかしてあげたらば、
凄く凄く深く笑ってくださって、両手で大事そうにもってかけててくれたんですよね。
そんな、心根のあったかい方。
そんな方の生育歴を見ると遠方から故郷を惜しんで嫁いで頑張ってきてらして、
でも今、生活の大半を過ごすお家で汚物まみれになってしまう姿を見て、
これは私が精神的に参ってしまうなぁって。
それで高齢者施設はもう働きたくないし、極力関わりたくないって思ってしまったんだな。
それは、
自分を守れなければ適切な医療福祉は提供できないから。
冷たいようだけど、優しさは大事だけども、
線引きできないプロはプロの仕事できんから・・
結果今、子どもと重症障害の方の施設にいるけど、子どもだから感情移入しないってわけじゃないですよ!
元気に生まれたのに虐待で重症障害になるケースとかも多く見るし、看取りはとても辛くなる。
けど、まあ、職業人として仕事できる範囲で自分を守れるから小児にいますし、
もともと頑張って小児科目指してたので、今の職場が一番良い
今はまた感じ方が違うし線引きもうまくできるかもしれないけれど、
でもやっぱり高齢者施設で体験したあのことを思い出すと、やっぱり高齢者施設で働くのは怖いな
そんなことをふと思い出した朝やった。