2023.8/4
アイクルシグ15mg(再)15日目
今日は和歌山でお世話になった薬剤師さんからお電話があった
この前の抗がん剤(タシグナ50mg)が効かなかったことや、今はアイクルシグ15mg に変薬して1日置きにしながら使ってることを伝えた。
それでも身体が痛くてつらいから、今回からオキシコドンという痛み止めを試すことになったってことも。
「オキシコドンは、オピオイド系といってモルヒネとかと同じ医療麻薬のひとつなんやけど、これも代謝酵素がCYP3A4やから、もしかしたら副作用きついかもしれへんよ」
それを聞いて一瞬フリーズした
…まじか…
そして、痛み止めの中で唯一CYPが関与してないナルサスという医療麻薬があるって教えてくれた。
アイクルシグ15mgをさらに半分に割って連日で続けるか
このまま15mgを隔日で続けるか
どっちなら続けていけそうか悩みながらやってる現状を伝えると…
トータル飲む量は一緒でも、一日飲まない日を作ることで次薬を体に入れた時に血中濃度が高くなるから、その時副作用がきつくなるかもしれないと教えてくれた
「連日で続けたら一定の血中濃度を保てるから、もしかしたらその方が身体が楽かもしれへんけど、これも試さんことには分からへんからね…」
それを聞いて、
今後アイクルシグを半分に割って連日にするってなった場合…
本来の薬の飲み方とは違うから、先生はアイクルシグを半分にカットしてもらうように処方箋には書けないらしいし、
ネットとかで薬を割るカッターが売ってるって先生から聞いてはいるけど…
「そもそも真ん中に線の入ってない錠剤って素人でもきれいに割れるんですか…?」
そう聞くと、
割れることは割れるらしい!✨
どうやら、薬によっては割ると中身が剥き出しになるから、吸収に影響したり、血中濃度が若干変わったりもするらしいけど、致し方ない理由で薬を割ることもあるそう。
「製薬会社が割ることを推奨してないものもあるけど、そんなん言ってられへんやん。大人の薬やけどどうしても小児に使いたいとかね、それじゃないとあかんって場合もあるのよ。
薬剤師によっては頼んでも嫌がられたり、『出来ません』って言われることもあるけどね。もう、うちに持ってきたら私やってあげるのに」
そう言われて、まじでうるっときた
そして、抗がん剤がどれも使えない理由として『代謝酵素が欠損してるか遺伝子変異してる可能性がある』って前に薬剤師さんに教えてもらってから、自分でも代謝酵素のCYPについて色々調べたことを報告。
これ
患者さんとまさかCYPの話までするとは思わなかった、ってめっちゃ笑ってた
「あなたの場合、一般的に効くとされる薬の量は飲んだら毒やで。自分でもそのことをよく分かって気いつけて飲まな、効きすぎてしまうからね」
そう念を押され…
「こんなことって常識的にはありえへんけど、理論的にはありえる話やから」
その言葉にすごく気持ちが軽くなった。
「スプリセル20mgもまだ試す価値はあるし、希望はあるで」
薬剤師さんが言ってくれたように
もう試していくしかない。
切り開いていくしかない。