良いのか悪いのかちょっと複雑だけど〜笑
去年韓国で公開された時に一度観ているので、ストーリーはだいたいはわかっていましたが、字幕が付く事で細かい部分が補われ、それぞれのキャラクターの持つ特徴などもよりハッキリと浮かび上がってきました。
その中で何と言ってもウリナムギル演じる「ウジン」は狂気の中に純粋さと可愛さを持つなんともチャーミングなキャラクター。
成功報酬4倍に乗せられ、スヒョクを始末しようと手製の銃や爆弾でアレコレ奮闘するも、手強いスヒョクに手こずり、殴られ、蹴られ、鼻血にまみれる…その反面、金魚の入った袋を大切に抱えて「金魚を連れて行こうか?」とジナに聞く、まるで子どものようなウジン。
ジナが電話で「お腹が空いてるだろうから、何か食べさせて」とスヒョクに頼むシーンはウジンに対して母親のような言葉をかけるところからもその関係性が垣間見れますよね。
「ウジン」というキャラクターの役作りについて、公開前のインタビューでナムギル自身が「普段の僕の様子を映画の中に取り入れてみたい、そうすればわざとらしくならないだろう」と話していますが、全てのシーンにおいて他のドラマや映画でみせる「カッコいいキム・ナムギル」が何処にも見えないんですよね笑
何度も殴られては鼻血を出して大声でわめく…
どのウジンもはっきり言ってカッコ悪いの〜笑
でもそんな「ウジン」は俳優キム・ナムギルの「カッコよさ」をキッパリ捨てて、普段のお茶目で可愛さのあるナムギルをふんだんに盛り込んで演じたとても魅力的なキャラクターで、新たなキム・ナムギルの演技を見せてくれたなー✨って思いました。