グローバルツアーAGAIN ①「Lemon」 | キム・ナムギルと私

キム・ナムギルと私

寝ても覚めてもキム・ナムギルだらけの毎日。そんなナムギルさんへの想いを日々綴っています。

夢のように素敵な時間だった「グローバルツアーAGAIN日本公演」。

印象的だった事や感想などを少し書き残してみようと思います…




夢ならばどれほどよかったでしょう

末だにあなたのことを夢にみる

忘れた物を取りに帰るように

古びた思い出の埃を払う


戻らない幸せがあることを

最後にあなたが教えてくれた

言えずに隠してた昏い過去も

あなたがいなきゃ永遠に昏いまま


きっともうこれ以上 傷つくことなど

ありはしないとわかっている


あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ

そのすべてを愛してた あなたとともに

胸に残り離れない 苦いレモンの匂い

雨が降り止むまでは帰れない

今でもあなたはわたしの光



暗闇であなたの背をなぞった

その輪郭を鮮明に覚えている

受け止めきれないものと出会うたび

溢れてやまないのは涙だけ


何をしていたの 何を見ていたの

わたしの知らない横顔で



どこかであなたが今 わたしと同じ様な

涙にくれ 淋しさの中にいるなら

わたしのことなどどうか 忘れてください

そんなことを心から願うほどに

今でもあなたはわたしの光


自分が思うより

恋をしていたあなたに

あれから思うように

息ができない


あんなに側にいたのに

まるで嘘みたい

とても忘れられない

それだけが確か


あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ

そのすべてを愛してた あなたとともに

胸に残り離れない 苦いレモンの匂い

雨が降り止むまでは帰れない


切り分けた果実の片方の様に

今でもあなたはわたしの光





*…*…*…*…*




今回の東京公演と、大阪公演のスタート曲となった米津玄師のLemon。

ボーカル先生のミンちゃん(ヒョジュンさん)がこの曲のイメージがナムギルに合っていると薦めてくれたそうですが、日本のファンが本当に好きなのか、こんな早い曲よりしっとりとした歌が好きなんじゃないかと思って心配したと話していたナムギル…でもそんな心配は杞憂でしたね。

「夢ならばどれほど良かったでしょう」
Aメロのこの出だしが会場に響き渡った瞬間から誰もがもう完全に心を持っていかれたのでは…


2018年3月に8番目のシングル、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌としてリリースされ、国内のMVでは初の3億再生を突破。
巷の男どもがこぞってカラオケて歌いまくっていたLemon。当時大学生だった息子も間違いなくそのうちの一人でした笑
でも、Lemonって曲、音程はそれほど高くはないのですが、全体的にとても難しいそうで、変則的なリズムを正確に捉えて歌わないとダメなんだそうです。
そんな難しい曲を母国語ではないにも関わらず、深みと艶のあるそのモクソリで1つ1つのフレーズを丁寧に唄いあげ、そして何と言っても愛する人を亡くした深い悲しみをレモンの苦味に表現したこの悲しい歌詞の意味をちゃんと理解して感情を歌い込めたからこそ、ナムギルの唄うLemonは聴いている側の心を掴んで離さなかったのではないかと思いました。

狂うほど何度でも聴いていたい…

そう思えるほど印象的で本当に素晴らしかったナムギルの「Lemon」。
日本のファンにとっては宝物のような一曲ですおやすみ✨✨