続 インタビュー感想 | キム・ナムギルと私

キム・ナムギルと私

寝ても覚めてもキム・ナムギルだらけの毎日。そんなナムギルさんへの想いを日々綴っています。

よくナムギルが話している「遺作」
永遠に記憶されたいという熱望なんですね。俳優として唯一無二のキャラクターを演じたいと…
そしてその遺作に対するロマンは青春の美しいときではなく演技に対する渇きに近いと…

ナムギルはいつも演技のことばかり考えている人。
その渇きはいつも深く大きく、どこまでも続いて行くのだと思います。
でもなんだろう?この渇きがいつまでも続いて欲しい…そんな想いがあります。
自分自身の演技に満足出来ず、常に前を向いていくナムギルが好きだから…
でもその夢が大きければ自分自身を苦しめることになるとも言ってましたね。
そして俳優の仕事をしていく中で妥協しなくてはならないものと、放棄することとがぶつかり合うってことも。
大好きな俳優の仕事なのに、
その事でいつも悩んでいるナムギル…
そんな姿を見るのは辛いけれど、彼の考え選んだ決断を信じたいと思いました。

奇妙な家族の撮影中、法住寺というところで毎日108拝をしたとか…
108拝って108回の敬拝を行なって煩悩を1つづつ下ろしながら自分の愚かさを悔い改めるんだそうで、そんなことをしながら自分自身を振り返ったりしたのかな。
自分自身はコントロールできても他人をコントロールできない…
だから人のせいにしないで自分を振り返る…
煩悩だらけの私には耳が痛かった笑


ギルストーリーについてはやはり有名人のイベント的なもののように思われることが「真正性」を損なうとして表に大々的に出る事を控えているようでした。
でも、新たに考えているという「バス案内放送」。
その村のおじいさんやおばあさんの声で停留所を紹介する…
面白いかも!って思いました。
短編映画支援事業の方は一進一退を繰り返しているみたいですが、いつか実現すればいいなと思います。

控え目だけど、思慮深く
常に演技に対する渇きを持ち続けている人。
だからこそお菓子を食べながら漫画を読んで過ごす…
そんな「漫喫」こそナムギルにとって気の抜ける大切な場所なのかもしれないですね。