名不虚伝、あっと言う間に最終回を迎えました。
たくさんのホ・イムが胸の中に残っています
リアルタイムで観ていた時より、日本語字幕を通してホ・イムの深く、重く、そして優しい言葉一つ一つがナムギルの演技と一体化していたように思います
最終回は色んなシーンが見られました。
ヨンギョンと別れて朝鮮の戦乱の中、医員として必死に人々を治療するホ・イム。ナムギルのナレーションが流れます…
患者を救えず涙すら流れぬ日はこう思う。(この栗のハートを作っているところで
涙腺崩壊)
"そなたの世の医術なら多くの命が救えたのだろうか"そちらの世で今日そなたは人を救えずに泣いておらぬか心配だ。そなたは達者でいるのか?
ナムギルの一級品のモクソリが心に染みました
胃がんに侵されいくばくもない大鑑。この場に及んでもなお悪態をつく憎たらしいやつですが、命乞いをする姿に治療をするシーンや緊張感の中にも迷いなく的確に王に治療を施すシーン…
1話からドラマの中で何度も鍼を打つ場面が出てきましたが、さすがに最終回の鍼術は見事な手さばきとその美しい眼差しに惚れ惚れしました
そしてお茶目なホイムも健在
王の耳鳴りの治療に成功し内院の従6品になったホイムが正3品のホジュンに近いうち追いつくと意気込み
「後世では私の方が評価が高い。皆私を"イカす"と」そう言ったホ・ジュンに
「ワォ、古いんですね。マジ、イケてる、クソヤバイ」と現代若者言葉で応戦笑
大人げないふたりです
ラストシーンは思うところもありますが、ナムギルが死なずにハッピーエンドで終わったことは良かったかな。
「名不虚伝」
ホ・イムのコメディタッチから始まり、ヨンギョンとのラブライン最後は朝鮮時代、現代と時を超えて医者として人の命を救うこと、その想いに変わりはない事を「ハート♥」に込めたドラマだったなぁと思います。
そして時折年齢を感じるナムギルの表情に色んな悩みを乗り越えて俳優としての経験や自信をつけてきた…「深み」を見たような気がしました。