ピアノ教室Smile-music・space♪主宰
一般社団法人個育てコーチング協会.代表理事
西城 あやです。

 (おうちあそび動画アップしました)


………

 
 
暑い日が続いていますね…。
お盆中、いかがお過ごしでしょうか?
 
私は、思考停止気味です(笑)
 
 

 
 
お昼を食べに行った帰りの木漏れ日。
 
 
1週間前、息子が割れたガラスで
指を切り、5針ほど縫いました。
 
それから
神経も切れていることがわかり
 
今日入院し、明日手術することになりました。
 
 
母、不在中の出来事につき
傷口を見ることなく、今に至ります。
 
この時期の入院は、家族の面会も禁止とされているため
 
入院中の息子との会話は
LINEが中心となりますが…
 
5時間前に送ったメッセージには
今だに既読がついておりません(笑)
おーーい!
 
 
そんなマイペースの息子との生活を
送りながら
 
 
ふと思ったのです。
 
 
わが子の自立時期は
それぞれだな…と。
 
 
そして、それはまるで
 
遠い昔に経験したわが子の
断乳と似ているかも…!と。
 
 
個育てコーチングでは
子育ての、ゴールはどこですか?と
ママたちに質問します。
 
私たちは
どこを目指して、子育てをしていくのでしょうか?
 
親が一生、子どもの面倒を見続けて
命を守り続けていくことは
ほぼ、不可能です。
 
 
だからこそ、わが子が
自分のチカラで生きていくことができるよう
【自立・自律】を
目指しながら、子育てしていく。
 
これは、きっと多くの親御さんが
無意識、動物的本能で目指しているところなのだと思います。
 
 
ただ
 
その
自立=親元から巣立つ時期
(実質的、精神的に)
それは、人それぞれ。
 
親の考えだけで
その時期を決めるのもちょっと違う気もするし。
 
 
 
わが家の例だけでも
娘は、20歳で社会人になり
自分の意思で、さっさと家を出ていきました。
 
息子(まもなく23歳)は
大学4年を終えて、さらにオプションで(笑)もう少し延長となり
半分、会社員という肩書きも与えられながら
親の思いとは少々ずれ、自立まではもう少し時間が必要なようです。
 
 
ふと
2人の断乳の頃を思い出しました。
 
 
母乳オンリーしか受け付けなかった娘は
1歳になる直前に、くたくたになるまで
プールで遊んだ後のお昼寝の際
「もしかしたら、おっぱい無しでも眠れるかな?」と
そのままお布団へ寝せてみたらNOおっぱいでぐっすり。
 
そのまま、あっさりと断乳。
こちらが、「えっ???今日でもう断乳しちゃうの??」と
悲しくなるほど、たったの1日で
しかも、母の心の準備もできていないうちに
さよならおっぱいでした。
 
 
 
一方、息子は…?と言うと
生まれてすぐに、呼吸困難で保育器に入り
母乳を飲ませられなかったこと
その後、生後2日目には救急車で
母とは、別の病院に搬送され
保育器の中で、点滴から栄養を取り
徐々に、哺乳瓶での授乳へと…
 
退院後、やっとおっぱいを飲ませてあげられる…と
思ったのもつかの間。
母は、心配のあまり
娘の時には、捨てるほど出た母乳がほぼ出なくなっていて
 
哺乳瓶に慣れてしまった息子にとっては
出の悪いおっぱいは、ストレスでしかなかったのでしょう…
 
お互いに辛いその状況に
生後一か月で、母乳は諦めミルクへと。
 
 
その後息子は、おしゃぶりLOVEに。
 
3歳近くまで、首からぶら下げた
おしゃぶりがないと、大騒ぎ。
どんなに、やめさせようと
あの手この手を使ってみても失敗ばかり。
 
ある日
じぃじの畑で遊んでいたときに
おしゃぶりを落としてしまい
見失って…
 
 
「かまきりさんが、持って行っちゃった!」と
自分で、心の折り合いをつけたらしく
卒業することができました。
 
 
断乳のお話は
たくさんのママたちから
1人1人、本当に様々なエピソードを聴きます。
 
 
おっぱいにカラシを塗って・・・
おっぱいに、人の顔を書いて…
ばんそうこうを貼って…
本人が、自分でバイバイする時まで…
 
 
親の仕事や、生活スタイルの都合で
断乳に踏み切るのも
 
 
本人が、納得するまで与えて断乳するのも
 
 
どちらも結果は
ちゃんと
おっぱいを卒業している。
 
それが、事実。
 
 
そして、ママはその「卒業」の日が来ることを
わが子を産んだその日から知っている。
 
 
子育てのゴールに定めていたい
わが子の「自立」も
 
そんな断乳のプロセスと
よく似ているのかも。
 
息子の自立を、少々焦っていた私自身が
いたことにも、気づきました。
 
 
焦らなくていいんだ。
この子は、きっと自分のペースで
私の元から巣立っていく。
 
それまで、お腹いっぱいになるほどの
愛情を、渡し続けていよう。
 
そして、私も
私の人生を謳歌している姿を
息子に、見せ続けて行こう。
 
ママの人生のレールと
あなたの人生のレールは
別々なんだということを。
 
それでも
あなたが、自分のレールを走り続けていく
その姿を、母は死ぬまで応援し続けていくんだということを
 
私は、伝え続けていく。
 
たとえ、息子に嫌われても(笑)
 
 
息子の入院にあたり
小さな頃、何度も息子が入院した話ができました。
 
「覚えてない…」という息子に
 
その都度、母も一緒に病人に泊まって
あなたと一緒のベッドで眠っていたこと
 
夜中に、何度も点滴の台を引きながら
トイレに連れて行ったこと
 
点滴の針を刺される時には
ドアの外に出されたママのことを
大泣きしながら、何度も何度も呼んでいたこと…
 
そう。
あなたは、いつの時だって
みんなに愛されていたんだってこと。
 
 
 

 
誰も面会には行けない入院生活だけど…
いってらっしゃい。
 
無事に手術が終わりますように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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