ピアノ教室Smile-music・space♪主宰
一般社団法人個育てコーチング協会.代表理事
西城 あやです。

 
 
2019年活動予定は、こちらです。
 
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以前、ほかの教室で
ピアノを習っていたけれど
 
 
先生が怖くて
レッスンのたびに、泣いてしまって…
 
そんな経験を経て
私の教室にうつられてくる生徒さんが
何人かいます。
 
 
お話を聴いてみたら
夕方、遅い時間でのレッスンで
 
1日の疲れもあり
レッスン中に、あくびをしてしまったら
厳しく叱られて
 
その日のレッスンでは
ピアノを弾くことを、禁止されてしまったこともあったのだとか…。
 
 
そんなお話を聴くたびに
私も胸がギューっと苦しくなり
呼吸が、とても浅くなることを感じます。
 
 
子どもたちが、あくびをすること。
 
 
授業中や
レッスン中や
人の話を聴いているとき
なにかの試合中など…
 
 
指導者は、緊張感がない!と
叱ったり
あくびをすることを禁止したりすることも少なくありません。
 
 
実際、私も
息子が、空手の試合の待機中や
 
学芸会で、ひな壇に立っている時など
 
本当によく、あくびを連発していたので(笑)
その度に
厳しく注意をしたものです。
 
 
 
でもね。
色々と、勉強をしていく中で
 
分かったのです。
 
 
緊張感がないからあくびをするのではなく
 
緊張しているから、あくびが出るんだ!っていうこと。
 
 
もちろん、眠くてあくびが出ることもありますよ。
 
 
でも、そうではなく
緊張感がハンパない場面でのあくび…
 
想像してみてほしいんです。
 
 
もしも、すごーーーく緊張している時って
身体の状態は、どんな感じでしょうか?
 
 
リラックスしている…はずはないですね。
 
肩にチカラが入ったり
 
呼吸が、とても浅くなっていませんか?
 
 
 
呼吸が浅くなっている=命の危機
です。
 
 
だから、無意識であくびをして
脳に、酸素を入れるんです。
 
生き延びるための
防衛本能が働くんです。
 
 
レッスンで、常に先生から叱られ
罰を与えられている生徒は
 
 
レッスン=命の危機
 
という方程式が、無意識レベルに
刷り込まれます。
 
 
だから、緊張で身体も硬くなるし
呼吸も浅くなります。
 
 
そうすると、ピアノの演奏だって
のびのびとした良い音が出てこないし
 
上手に指だって動きません。
 
命を守るために、あくびだってします。
 
 
それをまた、怒られる…。
 
 
こんな、悪循環の中にいたら
レッスンに行くことが、とても恐怖だし
 
ピアノだって、弾きたくなくなってしまって当然。
 
 
 
あくびをする暇もないほど
ワクワク、楽しく集中できるレッスンを
心がけることこそ、先生の役割だと
私は、思うのです。
 
 
 
子どもの行動を叱り、罰を与える前に
 
なぜ、この子が
そのような行動をしているのか?
 
視点を広げて、いろいろな角度から
目の前の子を見てほしい。
 
 
罰を与えて、コントロールするのではなく
 
本人が、自分で考えて行動できるように
導いていきたい。
 
 
心に傷を負った生徒を見るのは
本当に辛いものです。
 
 
どの子もみんな、素晴らしい可能性をもっている。
 
だからこそ
一生残るかもしれない、心の傷を
大人が与えてはいけないと
改めて、強く思います。
 
 
 

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