本日2020年1月7日、2020年4月以来となる2度目の緊急事態宣言が政府から発令されました。対象地域は1都3県の首都圏で、期間は1月8日から2月7日までを想定しています。当然では有りますが、江東区も緊急事態宣言の対象です。
本ブログでは、江東区民の皆様が緊急事態宣言下において適切な行動が取れるよう、江東区における対応についてまとめます。
なお内容は全て1月7日現在のものです。今後状況により変わる可能性がありますので、その場合は改めてご報告致します。
緊急事態宣言下における東京都の状況
① 外出等の自粛要請
20時以降の不要不急の外出自粛を要請
② 営業時間の短縮要請
酒類を提供する飲食店は1月8日より、その他の飲食店は1月12日より午後8時までの営業時間短縮を要請
③ イベントの開催制限
④ 「テレワーク緊急強化月間」の設定
⑤ 学校での対応
都立学校は運営継続、小中学校については感染症対策を徹底し学校運営の継続を依頼
緊急事態宣言下における江東区の状況
① 中止・休止になるもの
・成人式(式典)の中止決定
・部活動は1月31日(日)まで全て中止
・学校行事は1月31日(日)まで、児童・生徒等が学年を超えて一堂に集まって行う行事・宿泊を伴う行事や郊外での活動は中止
・区幼稚園における「にこにこたいむ」は1月31日(日)まで中止
・きっずクラブA登録については1月31日(日)まで休止
・区立公園の運営について、閉鎖は行わないが一部有料施設については施設閉鎖、または20時以降の営業を休止
・貸出している区施設・児童福祉施設・高齢者・障害者施設に関しては20時以降の施設利用の新規受付を中止、すでに予約を入れた方には施設利用の自粛をお願いする。なおコロナを理由とする貸出施設キャンセル料については、令和3月3月31日まで申出分は全額返還をなる措置を行います
② 自粛・縮小するもの
・区主催のイベントや会議については社会活動や経済活動を妨げない配慮の元、延期、オンライン、規模の縮小(必要により中止)等の見直しを行う
・南陽・豊洲幼稚園の預かり保育のうち「一時利用」については1月31日(日)まで可能な限り利用を控えるよう要請する
・図書館は閉館時間を20時までとして運営を継続する
③ 通常通りに継続するもの
・区役所業務は感染症対策を講じつつ通常通り運営
・学校・保育園等は現行の運営を継続
・きっずクラブB登録は通常通り運営
・高齢介護・障害福祉サービス事業所はサービス提供を継続する
・区役所の勤務体系については引き続き運営、テレワークや在宅勤務は行わないが時差出勤を継続する
④ その他
・区民に対して20時以降の不要不急の外出自粛を防災行政無線、HP、SNS等を通じて周知する
緊急事態宣言についての思い
これらの緊急事態宣言に伴う江東区の措置・判断に置いて区民に不利益が発生した場合は、私まで至急ご連絡・ご相談下さい。
江東区の判断を私1人で覆す事は難しいですが、あらゆる支援にお繋ぎする事ができます。どうか悩まず声を上げて頂ければ幸いです。
私は緊急事態宣言下に置いて最も避けなければならない事は「雇用への悪影響」であると考えています。雇用への悪影響は経済的なダメージはもちろん、精神的ダメージに繋がります。特に女性は非正規雇用が多く、真っ先にその悪影響を受けてしまいます。
【データで見る】新型コロナ 働く女性への影響は(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/difficulty/detail/detail_01.html)
新型コロナの感染拡大の第3波に伴い、医療現場の負担は深刻になっています。そのために感染を抑制して、また医療現場に資金と人材を投入する配慮は必須です。
しかし同時に経済への悪影響もまた深刻な被害に繋がります。緊急事態宣言による経済への甚大なダメージは人の精神を蝕み、命を奪う恐れがあります。これは1回目の緊急事態宣言で明らかになった事です。
私は2回目の緊急事態宣言における江東区民への経済的影響・メンタルケアが心配です。
その一方で、新型コロナをただの風邪と甘く見て全く感染防止対策を取る事の無い人の行動が感染拡大を招き、結果として緊急事態宣言を招き遠回しに経済を殺している事を理解して欲しいです。
今私達には非常に強い危機感を持って新型コロナの感染を防ぐと共に、新型コロナの感染抑制と経済活動の維持、その両方に非常に強い危機感が求められています。
もちろんそのために江東区民にはご不便をおかけいたします。ですが私も最大限にサポートさせていただきますので、この状況を一緒に乗り越えましょう。
<1月8日追記>
施設の種別毎の詳細について、江東区HP上に記載されておりますのでご参照下さい。
さんのへ あや