前回の記事にて、無所属議員は入りたい委員会の枠が回ってこないかもしれないと嘆いておりましたが、幸いにも、常任委員会は厚生委員会、特別委員会はオリンピック・パラリンピック推進委員会に所属する事ができました。
厚生委員会では主に待機児童対策、障がいを持つ人々への支援を、
オリンピック・パラリンピック推進委員会では、競技場が区民にとって負の遺産とならないよう事業運営と評価に目を光らせていく所存です。

また、パラリンピックは多様性に注目が集まるチャンスと捉え、江東区としてその多様性を受け入れられる体制(ソフト面でも、ハード面でも)を整える絶好のタイミングだと思っています。

任期はそれぞれ一年間と限られていますので、悔いのない様しっかりと仕事をして参ります。

ここまでは順風満帆にスタートと思いきや、納得いかない事が次々と…。

まず1つは委員長・副委員長について。

上記の表の、名前の横に◎や◯が付いているのが委員長・副委員長です。

委員長は各委員会において司会、調整の役割を果たします。副委員長は、委員長不在時にその代理を行います。

会派代表者会にて、大きな会派から持ち回りで決められてしまうので無所属議員はこの役職に就くことができないのですが、何と月収が議員とは異なります

【江東区の月額議員報酬】(適用日はH28.4.1〜)
議員: 610,000円
副委員長: 639,000円 (+29,000円)
委員長: 671,000円 (+61,000円)

年間にすると、副委員長は348,000円
委員長は732,000円報酬が加算されています。

それぞれ10人居ますので、江東区が委員長、副委員長全員に支払っている増額分は年間で
10,800,000円…!!

(さんのへの心の声:その増額分を保育士さんへの月額報酬やワンオペ育児への支援に回したい…!!)

民間企業であれば、本人の業績評価を抜きにして、簡単に課長や部長などの役職に就いたり、お給料を上げたりする事はあり得ないかと。

議長・副議長は議員による選挙で決まるので(形式上は)、まだフェアなのですが、委員会、副委員長は立候補で、一度決まれば「文句無いよね?」と言わんばかりに反論する機会がありません。

プラスで得た月収を会派内でシェアするという事もある様ですが、だったら尚更プラスの月収は要らない気がします。

私はこの決め方と月収増に異議を唱えるため、
ひたすら地道に調査を行って参ります。

さんのへ