国営学術情報システム「リサーチマップ」に公開した症例報告論文は
「延べ1万回」以上閲覧された
註)リジェクトされた論文ゆえ、リサーチマップで読むしかないため、多くの人が閲覧したのでしょう。私も
https://bit.ly/USAbused
という短縮URLで引用していました。
https://bit.ly/HiroshimaOrphanCPTSD
来談者である当人が黒い雨に濡れたかは「聞かなかった」けれど、ポイントは、実父を原爆死で喪った女児が健気に生きていたのに[泣き面に蜂]状態を経て晩発性CPTSDを発症し、入水企図が失敗した後に、回復への道を辿ることが出来たことです。[転換症状]が物凄かった点、身体医や看護師、患者家族にも勉強になります。[PTSD研究]ひと筋のS先生であればこそ治療できた[転換症状]を整形外科や理学療法士、心療内科、DSM精神科医、看護師に《公認心理師》を加えた[チーム医療]で治せるか?というと、おそらく無理でしょう。[PTSD否認]が蔓延しているので、トラウマそのものを処理しようとしてしまうからです。トラウマは、当人の《歴史的身体》を介した実体験(Erlebnis)を通してのみ[実存]が確認できるものです。入水企図など[解離]言動は、event-driven モデルでは記述できません(記述科学としてのPTSD現象学)。つまり、トラウマは、Ereignis ではありません。
翠雨先生の表現でいう
[象徴]-driven つまり
[象徴]に駆られて…
作為体験サセラレ状態で行なうのが解離言動です(←“解離はトラウマの影”)。
このことが広く知られて[PTSD否認]のための «ADHD imposture» を受け入れなければ、三宅雪子さん元衆議院議員も(最初の入水企図のあと)上述のケースのようにCPTSDから回復する途があったでしょう。我々科学者は、失敗から学びましょう。
日本精神神経学会の学会誌「精神神経学雑誌」が2018年から
PubMed(世界の5000誌からの医学生物学文献検索データーベース)から
登録削除(実質廃刊)されたのは
誰も「症例報告」を投稿しないから。
2020年9月の仙台での総会でも「PTSD症例報告」発表は一例も無し
晩発性複雑性広島原爆遺児PTSDの中核トラウマ薬物強化受容療法症例報告
を上回る症例報告を発表できるわけがなく
学会が否認する限り、追いつこうと努力することもできない。
「リサーチマップ」の管理者(政府)は安倍晋三の意向を引き継いで
HPの検閲削除を予告してますが、「学会」が「実質廃会」してるのに
再生の可能性も潰す政府
「データーベースによる広島原爆PTSD学術情報公開」の使命を果たして
日本精神医学の消滅と運命を共にするHP
リブログ元記事URL:
https://ameblo.jp/phantom-nightmare/entry-12650863610.html