予算委を開けば済むこと 桜疑惑に幕引きできない安倍首相(日刊ゲンダイ)
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投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 12 月 07 日
予算委を開けば済むこと 桜疑惑に幕引きできない安倍首相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265834
2019/12/06 日刊ゲンダイ
いつまで逃げ切れるか(C)日刊ゲンダイ
安倍首相は9日の会期末を指折り数えているのだろうが、国会を閉じたからといって、数々の疑惑が消えてなくなるわけではない。
この臨時国会、説明責任からひたすら逃げ続けたのが安倍だ。「桜を見る会」にまつわる問題が噴出してからというもの、国会にもロクに出てこなくなった。本会議や、官邸内のぶら下がり取材で数回、一方的に言いたいことを言うだけ。委員会に出席すればボロが出ると分かっているのか、与党も“首相隠し”に必死だ。
野党が「3分の1以上の委員の要求」で委員会の開催を義務付ける参院規則に基づき、予算委を開くよう求めても、与党はノラリクラリと引き延ばしてきた。
「規則を重んじれば開かないわけにいかない。それで、3日に参院予算委の金子委員長から『首相出席の集中審議ではなく、菅官房長官らが出席する一般質疑でどうか』と提案があった。総理の出席だけは拒否するという苦肉の策だったのでしょう。ところが4日になって『組織として開けない判断になった』と、一般質疑も拒否してきたのです。官邸からNGが出たのでしょうが、委員長が自分から開催を言い出しておいて覆すなんて前代未聞。信じられない暴挙です」(野党国対関係者)
保身のためには法令も規則も平気で無視するのが、この政権のやり方だ。
5日、立憲民主党の安住国対委員長が、自民党の森山国対委員長と会談。40日間の会期延長を提案した。野党側からの提案は異例だが、安住は「一緒に桜を見る会の究明をしよう」と持ちかけた。税金の使い方や行政のプロセスに疑惑があれば、国会として事実を究明するのは当然の責務だ。そこには与党も野党もないはずである。
だが、与党側はまったく応じる気はなく、一刻も早く国会を閉じて、問題にフタをすることに注力している。
「安倍首相は最近では官邸内でのぶら下がり取材にも応じなくなった。会期末で時間切れになるのを待っているのでしょう。与党は強引に国会を閉じ、『これで逃げ切れる』と幕引きムードですが、国民はそういうハレンチな姿勢もしっかり見ている。逃げの一手で予算委にも出られないトップにこの国を任せておけるはずがありません」(政治評論家・本澤二郎氏)
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「逃げ切る」は犯罪者の発想
大体、「逃げ切る」という表現自体が犯罪者目線の発想だ。今国会では、「政治とカネ」の問題で立て続けに閣僚を辞任した2人も逃げ回っている。選挙区内の有権者に金品を配った菅原一秀前経産相と、妻の案里参院議員の選挙違反が報じられた河井克行前法相だ。
2人とも、閣僚の辞表を出した時は「説明責任を果たしていきたい」などと言っていたが、会見を開くこともなく雲隠れ。菅原も河井夫妻も公の場に姿を見せず、本会議も欠席し続けている。
「会期末まで欠勤してトンズラなんて、税金ドロボーと呼ぶほかありません。…
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