「縄文の循環生活を体感！」
てなことを考えながら始めたコンポスト。
もうすぐ丸3か月になろうとしています。
私が使っているトート型のコンポストは、
元々2キロ弱くらいの基材が入っていたのですが、
20キロの生ごみを処理できるそう。
我が家の生ごみは1日200gあるかないか？くらいなので、
もう少し使えそうです。
生ゴミを入れ続けても、
水分が飛び、
微生物が分解してくれるので、
3か月経ってもバッグの中身が
あふれたりしないんですね。
面白いです！
とはいえ、最初は
「ちゃんと分解している？乾燥しただけじゃ？」
といぶかしみ、
色々調べたりしていました。
それで気がついたのは、
微生物とはいえ、
彼らも栄養がないと
元気に活動しないということ。
けれど私の出す生ごみは、
ほとんどが野菜くず。
タンパク質とか油とかご飯粒とか、
そういうものは入っていませんでした。
すると、あんまり活動が活発ではないんですよ。
分解はしてはいるものの、
「温度が上がらない」のです。
最初は3月で寒いからかと思っていたのですが、
暖かくなってきても、コンポストの基材がひんやり。
なので栄養を与えることにしました。
それは・・・
「米ぬか」！
炭水化物も油分もあり、
ぬか漬けの素になるくらい、
微生物が元気になる、
発酵のブースターです！
生ゴミに米ぬかをふりかけ、
さらにしっとりするくらいの
水分も微生物には良いとのことで、
水も少々ふりかけてまぜてから、
様子を見ると・・・
おおーーー！あったかい！
中がホカホカです！
油分効くぞ！と、
だいぶ前に買って、
冷凍庫で眠っていた、
牛脂も少しずつ投入。
お皿に残った、
脂っぽい汁も投入(笑)
捨てる生ゴミが減るだけでなく、
排水にも良いですよ、コンポスト！(笑)
何より、エサ(笑)をあげ、
かき混ぜるなど手間をかけると、
ホカホカして早く分解したりと
応えてくれるのが嬉しく、まさに
「ペットを飼っている」
感覚です(笑)
モノ言わぬどころか、
姿も見えないペットですが(笑)
ただ、もう少しして、
分解しなくなってきたら、
生ゴミは入れられず、
熟成期間に入ります。
そうしたら、新たなコンポストを作るか、
「キエーロ」にするか、考え中。
「キエーロ」というのは、
土に、場所を変えながら生ごみを入れると、
微生物が分解してくれて、
土が増えず、半永久的に使える、という
究極のコンポスト。
コンポストを始めるまで、
こんなスゴイものが世の中にあるのを
知りませんでした！
ただ、土をかなり用意しないと
いけないのですよね。
悩みます（笑）
この3か月で、すっかり
「生ごみはコンポスト」
というのが習慣化されて、
時々実家で料理をしてゴミが出ると、
「ああ！これ、コンポストに入れられるのに！」
と思うくらいになりました(笑)
そして、
「みんながコンポストをやれば、
日本の生ゴミが減るだろうな～」
と、しみじみ思います(笑)
庭があったらなおさらおススメです！
生き物を飼うのは楽しいですよ！
微生物ですが！（笑）
コンポスト、ますます楽しいです＾＾