コロナで、毎月のように行っていた山歩きの会もずっと自粛。
自然に親しみたい～～～！と思っておりましたら、
「蛍を見る会」に誘っていただき、
行ってまいりました。
オープンエアなので、三密とは無縁です（笑）
自然観察の先生の引率で、
とある山の沢のあたりを歩きます。
蛍が飛ぶのは、梅雨時の、
関東だと夜の7時半から8時半頃。
日がとっぷりと暮れると、
ふわり、ふわりと小さな光が舞い始めました。
初めは遠い場所を飛んでいたのですが、
歩いているうちに水辺が近くなったのか、
頭上でもふわり、ふわりと。
はかない光ではありますが、
近いとけっこう早いスピードで
力強く飛んでいるのが分かります。
なにせ蛍ちゃんが、子孫を残すために
最大のアピールをしているのですから！（笑）
飛んでいるだけではなく、
ゲンジボタルは幼虫も光るので、
草むらでもきらきらと光っていて
それもまた素敵でした。
昔の人は、蛍に人の魂を重ねてたといいます。
自分の魂が蛍となってさまよい出て、
想い人のところに飛んでいく。
亡くなった人の魂が、
蛍となって還ってくる・・・
淡い点滅を繰り返し、
虚空をさまよう光は
色々な想像をかき立ててくれますね！
夜の森は、何の光源もないので暗いのですが、
目が暗さに慣れてくると、
曇りだと空が白くて意外に明るいのです。
そして人と話すのをやめて耳を傾けると、
木々のざわめく音、
虫の声、カエルの鳴き声・・・
たくさんのいのちを感じることができます。
夜の森。
蛍。
しばしの非日常を味わうことができました。
こういう時間もいいものですね！
スマホではうまく撮れません～ｆ＾＾；
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