令和7年のコメ
ほぼ田んぼから稲は刈り取られ
籾摺りし水分調製して玄米で保管するのが一般的
生産者の元から離れる時
農協へ出荷する
買い取り業者に販売する
自分で販売する分を保管する
自家保有米として保管する
それぞれありますが、
農協に販売委託した場合は生産者概算金支払われ
農協が買い取りの場合なら精算され
業者に売れば売買代金支払われれ
おおむね終わっています
7年産、JA概算金ビックリ高値提示
概算金とは概算だから1年以上かけて実際に販売できた価格から経費引いたものが精算される
民間業者は概算金ではないが、6年産のように秋以降相場値上がりしたので追加払いした業者もいる
7年産は6年産の逆パターンになってきました
10月も終わりますが、民間業者団体が「売り」を出してもらい「買い手」を探す
いわゆるスポット取引
そのメニュー見せてもらいましたが、10月初めの上場価格と10月30日の上場価格では大きな差額が
相場高すぎる
余剰感もあり
そうすると「先安」という不安に駆られ
在庫持っているところは「売り」に走る
そうすると相場押し下げることになります
一部紹介すると
東北あきたこまち△3000円
東北ひとめぼれ△2240円
東北コシヒカリ△2150円
関東コシヒカリ△2700円
新潟コシヒカリ△2260円
(1等、包装込(紙袋)、税抜き、関東着基準、60㎏玄米)
10月月初と10月月末でこれだけ下がりました
全体平均で5%下落
ただ、これよりも・・・
全体で36万俵(2万1千トンほど)上場されましたが、
どれだけ落札されたかということです
公表はされません
たぶん1割にも満たないのでは?
相場は相場で出来秋にはその相場出さないと買えません
集荷業者、6年産は秋よりその後に相場値上がりしたので儲かりました
7年産はその逆
どれだけ損失少なくできるか
そういう空気も出てきました
わたしはずっと前から云ってます
相場からは離れた取り組みしないといけないと・・・
売り手 高く買ってくれるところに出す
買い手 安く出すところから買う
これでは永遠に交わりません
安定的に長期的な取り組みが大事なのです
わたしの会社はそういう方針で臨んでいます