業界人でも驚いています
7年産のお米の価格
北海道から沖縄まで日本列島長い
コメは東日本で生産量の7割くらい占めます
各産地、銘柄米開発して高値で売れるコメ推進してきました
コシヒカリはシェア落としたとはいえおよそ生産量の3割くらい占める
業界的にはA銘柄、B銘柄というのがあり
それなりに価格差がありました
また、ディスカウント系や業務用で安いコメの需要に対しては、網下(くず米)をブレンドしたりして「価格作っていました」
ところが、B銘柄もA銘柄と価格ほとんど変わらなくなり、
網下玄米の価格もとんでもない高値
で、
で、ディスカウント系で売るコメがない
安い業務用米がない
民間輸入米は関税が㎏341円かかる
5㎏にすれば1705円
イオンが4㎏税別1980円で販売した
㎏にすれば495円、関税引いたら㎏154円ということになる
白米日本の港にいくらで入るのか?
輸入会社の手数料、精米工場のクリーニング費用、横持運賃、パッケージ代、販売手数料、利益
これら全部で154円では採算合わない
それでも国産米㎏800円、900円、1000円になればそれなりに輸入米も入るだろう
価格訴求というか
価格で勝負してきた会社はかなり厳しいことになる
もともと「レッドオーシャン」市場で勝負してた会社は市場そのものがなくなる
異常な値上がりの7年産
生産者もどこが一番高いかという判断で売ればどうなるか?
下がった時にどこに売るのか?買ってくれるのか?
わたしの会社は信頼関係に基づく長年の取り組みということで推進しています
高い時もそこそこ
安い時もそこそこ
わたしの事務所に相田みつを先生の書が飾ってあります
奪い合えば足りない
分け合えば余る