令和7年産のお米
予想よりかなり値上がりします
かなりです
お米関係扱う会社経営しているので、会う人会う人に聞かれます
お米の値段上がるのですか?
なぜ上がるのですか?
モノの値段というのは需要と供給の関係で決まります
総需要に対して5%不足
あるいは、
総需要に対して5%過剰
差引10パーセントですが、これでがらりと変わります
需要量について、国は年10万トンづつ減るという予測でした
それも外れ
減るはずの需要が逆に増えた
供給量は需要に合わせて作付面積割り出す
次は、総供給量も予測と違っていた
令和4年、5年、6年・・・
そしてR7年産が収穫されるわけだが、販売会社、需要家は必要量算出するわけです
そいつが足らないということ
だから値上がりします
令和7年産が出回れば落ち着くか?
大臣もそんな風に言っておりましたが、
おそらくそうはならないでしょう
いくらなんでも値上がりし過ぎという感はありますが、
価格だけは市場で決まるのでどうにもなりません
生産者も1俵3万より2万でよいから10年続けて欲しいという人もいました
弁当やおむすびといった米飯主体の業務店が大変
大手コンビニの使用量だけでもとんでもない数字なので仕入価格爆上がりで小売価格も上がるでしょう
ここで政治の出番
現政権、財務省もいやがっていますが、なんといっても食料品にかかる消費税を減税すべきです
食料品はゼロもしくは半分
消費税というのは消費者が払っているものではありません
最終価格に税金が含まれているという単なる価格です
実際に払っているのは事業者でありまして・・・
正確に言えば、簡単に言えば「粗利益」にかかる税金なので付加価値税という方が正確です
入湯税やゴルフ場利用税は最終消費者が税金払い、特別徴収者である旅館ホテル、ゴルフ場が納税します
これは消費者が払った税金です
消費税はそうではありません
99%の国民は騙されています
消費税は事業者がそれぞれの段階で納税していますが、それが無くなれば実質小売価格は下がります