政府はようやく令和の米騒動のことで対応誤ったと認めた

 

 

 

 

コメは足りている、流通がスタックしている、転売ヤーがどうのとか言っていた

 

小生などは昨年の夏から現実にコメ足りていないと何度も云ってきた

 

総理や担当大臣は専門家ではないし、その業界の実情など知る由もない

官僚が手引きするわけでありまして

 

農水省の統計や判断が間違っていたということだ

 

今度は減反やめて増産に舵を切ると云うがそんなに簡単にできるものではない

 

コメ問題、生産農家と消費者のことメインにしているが、大事なこと忘れてないかい?

 

国内消費の4割くらいは業務用の消費です

 

国内生産700万トンくらいをどこの誰が保管し、決済もし、精米し、物流し、業務用でも消費者用でも安定的に届いているのか?

 

リスクをどこが背負っているかということ

 

今流で言えば、サプライチェーンがしっかりしているから出来ているわけであります

 

 

流通業者として、販売業者として、専門会社として意見を述べたい

 

まず第一に、

 

売り先決まっていないもの生産してだれが在庫リスク持つのですか?

 

農協ですか?全農ですか?

残念ながらJAルートは全生産量の3割未満です

残りの7割どうするの?

 

政府が買い上げるの?

そんなこと出来ません

食管法に逆戻りしてしまう

 

 

余れば輸出にまわし、国内足りなくなればそれをやめて国内にまわす?

そんな都合よいことできますか?

国と国の取引ではありません

民間取引です

そこには在庫どこがリスク持ってやるのか

品質、価格、精米、輸送

その商談をどこの会社がやるのか?

 

 

そうです、

 

決定的に抜けているのは流通の役割であります

 

 

農家は自分で売るのは全生産量のわずかです

無償が15%くらいあるかな

 

どこかに販売してもらっているのです

 

そこが決定的に抜けてるね

 

わたしの会社ではおよそ30くらいの生産者及びグループ、JA含めて取引というか取り組みしています

 

 

弊社で販売出来る数量をお願いしています

 

取り組み先生産者、プロ専業農家は「売り先決めて」作付け計画を立てる

 

これが本来ではないでしょうか?

 

売り先決まっていないのにどんどん生産する?

 

どこがリスク持ってやってくれるのですか?

 

 

改めて言いますが、

 

売る人、売る会社があって初めて商品は動くのです

 

 

安全保障としての食糧問題

食糧自給の問題

農業生産問題

 

そして、商品としてのコメ問題

 

 

わけて取り組む必要があります

 

 

コメは勝手に自動的に売れてゆくのではありません

 

 

流通、サプライチェーンを大事に

 

見直してもらいたい!