メディアでさかんに言っておりました
備蓄米出れば小売価格下がるのか?
農水大臣もそのように言っていました
放出する前はコメはある、どこかにスタックしていると言ってました
どうして日本語でなくスタックなどと言うのか意味不明でありました
どこかの誰かが積み上げて隠しているとでも言いたかったのだろうか
業界関係者、小生もそんなものはないと言ってきました
純粋に5年産米から需要に対して足りていない
それが押せ押せで来ているわけです
備蓄米は登録してある事業者が入札で買えるのではなく、
集荷団体に対してのみ行われた
ほぼ全農です
生産量増えたのに集荷量が減った
だからどこかに行ったのではと勘ぐっていたわけだ
備蓄米入札して買い受けたらその米を販売業者に売らねばなりません
利益はとらない?と言ってましたが、当然ながら手数料はもらうわけでありまして
21万トンの手数料というのはかなりなものであります
全農から卸へ玄米で
卸業者は精米して販売
公共性の高いところ優先
砂漠に水を撒くようなものでありまして
スーっと消えてゆく
そんな感じかな
転売ヤーは誰だ?
1番儲けたのは政府でした
備蓄米として買い入れた玄米を入札で販売
ある専門家の試算では売買差益は380億円になる
皮肉な話しです
街の米穀店はかなり減りました
が、街の飲食店などは米屋から仕入れているところ多い
こういうところが割り食っています
備蓄米仕入れられない
一般消費生活者は近所のスーパーで買う人が多い
最近のデータではおよそ半分の消費生活者がスーパーで買っていた
このシェアも微妙に変わると思う
産地から買いたい、生産者から買いたいという人増えている
それはそれでわかるのですが
生産者も知らない消費者から小売で売って欲しいと言われても
一年に1回しか収穫出来ない米
在庫をどこが持つか?
年中となれば低温倉庫(米に適した定温保管)に入れる必要ある
倉庫代は誰が負担するのか?
精米して発送するには手間が掛かります
食べる米ないからすぐに送ってと言われても困る
生産者への支払い、決済はどうするか
そうです、
米問題は在庫負担と資金
それを流通業界が担っているわけです
米穀専門店ガンバレ!
流通が多様化したのです
米会社はそれをどう担うかということであります
何度も云ってますが、農産物のような一次産品は
欲しいもの欲しい時欲しいだけ
買いたい
そう、都合のよいやり方はこういう事態になると通用しません
小生の会社は生産者と直取引がメインであります
いわゆる米卸からは1俵も買っていません
端境期まで在庫持つ予定でありましたが、進捗早すぎるので心配
計画的に販売してゆきます
この夏、端境期にまた騒動発生する
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4月8日は母親の命日
早朝に墓参りしてきました
自分は6年と4か月しか一緒にいられなかった
カミサンが育てた花が綺麗なのでお供えしてきました
墓参りすると気持ちが落ち着きます
