いよいよというかようやくというか

日本では、2026年度末までに小切手の利用が廃止される予定です。これには複数の理由があり、主なものは以下の通りです:
  • 現金化までの期間が長いという問題があり、特に約束手形の場合、商品やサービスの提供後に数ヶ月間現金を受け取れないことが資金繰りに大きな負担をかけていました
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  • 紙の手形・小切手の使用には、郵送料や印紙税などのコストがかかり、紛失や盗難のリスクも伴います
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  • 手形・小切手は紙の有価証券であり、業務のデジタル化・DX化が進む現代には向かない決済方法とされています
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  • 紙を使用する点だけでも、社会全体で年間約2,024億円のコストが発生しており、電子化による経済効果が大きいとされています
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これらの理由から、紙の手形・小切手の代わりに「電子記録債権(でんさい)」への移行が推進されています。でんさいは、分割して必要な金額だけ譲渡や割引ができるなど、資金繰りの改善も期待できます

中小企業庁


今のわたしの会社は1994年設立ですが、最初から当座の口座作っていないので、手形、小切手発行したことない

昔は手形、小切手が中小企業で活躍していました

小切手は銀行に持ち込まないと現金化されない
発行した会社はその間お金が手元にあることになる

手形は30日、60日、あるいは90日など約束日にならないと現金化しない

発行側はその間資金を有効に使える

昔は取引先が倒産するとその会社が発行した先付小切手、約束手形の紙が手元に残ったものだ
資金繰りが厳しくなると、先付小切手や手形でその場をしのぐ

昔はそういうこと多かったと思う

今は小規模事業者であっても融資はかなり恵まれていると思う

また、中小企業、中堅企業でも金融機関は「無担保」「無保証人」で貸し出すことも普通になりました

昔は担保なしで融資受けるというのは厳しかった

そういう意味では現在は起業しやすくなっているし、会社の資金繰りも担保なくても融資受けられるので楽になった

わたしの会社も運転資金など無担保無保証人で融資受けている

自治体が利息補填するような制度融資は保証人求められる場合もある


手形小切手廃止のニュースからでした