ようやくというか、遅すぎたというのか、大型商業施設の出店に歯止めをかけることになりそうです。

このブログでも何度か取り上げましたが、地方都市で人口が減っている地域なのに、たんぼの中に忽然と大型商業施設が現れる。

大型スーパー、数多くの専門店、シネマコンプレックス、アミューズメント、さらには「病院」まで郊外に行ってしまうのだ。

街のカタチが変わり、人の流れが変わってしまうのだ

便利で楽しい大型店は多くの消費生活者に支持されるが、一方で泣く人が大量に出ることにもなるのです。

人口も増え、所得も増える成長時代ならまだしも、人口は減る、所得は二極化という時代に、大量の超大型店が全国に新規出店するのは、何度も言いますが、地域のカタチを壊してしまうのです。


これに歯止めをかけようと、06年に法案提出、07年施行で進めています。

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駅前の古くなったGMS業態の店。

突然、価値が上がったようです。

郊外に大型店が出来なくなれば、市街地の物件は価値が出るわけです。


すでに遅いという感じはありますが


一定の歯止めをかけることは賛成だね。

一方で市街地の商店街はお客様の支持を得ていないところが多い。

なんといっても駐車場の確保。

魅力ある商店の誘致(高齢化した商店主の店は貸し出す)

全体のデザインをする人がいないと無理だけど・・・


規制の仕方というのを再考する時代だね。


規制は緩和するだけが良いことでもない。


規制を強化しなければならないこともたくさんある。