数字で説明すれば分かりやすいのですが、傾向を掴むためとご理解ください。一貫して伸びている米があります。反対に、減り続けている米もあります。消費が減る中で伸びる米があるなんて。


簡単に言えば、旧計画流通米が減り続け、旧計画外流通米が増え続けているのです。

時代の流れに乗らないと、ビジネスは伸びませんね。

平成の初めの頃は、せいぜい140~160万トンであった、その他流通米は、平成12年頃から300万トンと突破し、まだ増え続けています。

これが、政府の狙いであって、売れる米は作れる、売れない米は作れないというものです。

旧自主流通米が一貫して減り続けているわけです。

いわゆる、従来ルート(生産者→JA→全農→米卸→米小売→消費者)が半分以下になったのです。

米卸も大手は別にして、中堅卸が生き残る、あるいは成長させるには、仕入先の変更が必要ですね。

小売店も同様です。

成長する機会はいっぱいあります。