米(うるち米)の作付け面積の推移も一つの流れを示している。日本では、およそ300種類ほどの米が栽培されているようですが、上位のシェアが増えてきています。

分かりやすく、10年間の推移を見ましょう。

1994年(H6年)
1.コシヒカリ28,0 2.ひとめぼれ6,0 3.あきたこまち5,9 4.ササニシキ5,1 5.日本晴4,9
6.ヒノヒカリ4,5 7.ゆきひかり3,8 8.きらら397 3,8 9.むつほまれ2,7 10.キヌヒカリ2,5
上位合計67,3%

2004年(H16年)
1.コシヒカリ37,8 2.ひとめぼれ10,4 3.ヒノヒカリ10,0 4.あきたこまち8,8 5.キヌヒカリ3,5
6.きらら3973,3 7.はえぬき3,0 8.ほしのゆめ2,6 9.つがるロマン1,6 10.ななつぼし1,2
上位合計82,2%

10年の間に上位銘柄に集中してきていることが見えてきますね。

コシヒカリが約10ポイント増えて、ダントツの第一位です。
ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまちを合わせると、67%を占めます。
この10年間で、作付面積は25%ほど減っていますが、コシヒカリの面積は増えていることからも窺えます。

余談ですが、株式会社では67%という株数持てば、重要事項すべて決めることができます。

簡単に言うと、全体の約7割がコシヒカリ系統ということです。

やはり、コシヒカリという米は、スーパー銘柄であることがよく分かります。

コシヒカリを超える米が楽しみですね。