同じ産地、同じ品種、同じく特別栽培(減農薬減化学肥料)の米を食べ比べした消費者団体があります。

違うのは、カントリーの米(JAの栽培指導による)と独自に栽培技術を研究している、個人の生産者ということです。

もちろん、カントリーに出している生産者がプロではないということはありませんが、分かりやすくするため。

カントリーに栽培した米を出荷するということは、「私作る人」で販売とは、JAに出荷する、具体的には、カントリーに刈り取り直後の「生籾」を運べば終了!ということです。

かたや、プロ農家は、自分で販売しますから、刈り取り後に自分で乾燥調整、自ら検査を受け、販売先の米会社にサンプル送り、品質評価してもらい、価格も相対で決めて行きます。

又、自分で在庫を持ち、販売してゆきます。

同じ米を作るにも、販売まで行うかどうかで、取組む内容がまるで異なります。

美味しい米を作るにはどうするか?

行き着くところは「土作り」ですね。

肥料にしても、化学肥料の使い方がまるで違います。
その、プロ農家は化学肥料はほとんど使いません。
生産コストも抑える構造を作っています。

食べ比べの結果はというと、17対4でプロ農家の米に軍配が上がりました。

パチパチ!

いやぁー、良かった良かった。

小生の会社のお取引先生産者の話しですが、その違いをお客様にもっともっと、アッピールして行かねばならないと、改めて思ったのでした。