みかんの国内生産量は、オレンジ自由化の洗礼を受けたり、減反に次ぐ減反で激減しました。

ほとんどは、JAの選果場で、大きさ(L,M,Sなど)概観、そして糖度なども見て、選別されます。

米と同じで、たくさんの生産者の商品が混ざってしまいます。

もちろん、そういうやり方ですから、それはそれで良いのですが、個人で頑張っている生産者もいます。


みかんも米と同じで、昔より食べなくなりました。

こたつに入り、山積みになっている「みかん」を食べるというシーンは少なくなりました。

みかんはいつの間にか、糖度一辺倒になってきたそうです。

だいたい、糖度13なら甘いみかん。

ただ、自分で販売している、ある生産者は、糖度11,5位の「おいしいみかん」を作っていると云ってます。

私が経営する店でも年末に販売させてもらいましたが、お客さんの評判はすこぶる良かった。

バイヤーも糖度計を持って判断していると嘆いていました。

自分の舌で感じろよと・・。

米も食味計がありますが、表示成分には現れないこともあります。

人間が食べるのだから、人間の舌で感じ、判断する訓練しなくちゃね。