16年産米の生産者価格、一般的にはJAの仮渡価格ですね。

東北では、11,500円にワンコインプラスだろうと。  税込12,000円ですね。
これは、土門 剛さんの言葉です。

今日、都内で土門さんと話しをしていて、土門さん曰く「3,000円」の攻防だと・・・。


筆者も、納得、なっとく!

どういう意味かと言うと、15,000円や16,000円で販売できるかどうかがカギだからです。
要は、生産コストが労務費を除いて、1俵(60kg)12,000円位掛かっていることが多いからです。

20haほど作り、1俵9,000円程度で抑えている、スーパー生産者もいますが、そういう方は少ないですね。

前にも書きましたが、兼業農家では、生産費や生産原価など、あまり考えていない方がほとんどではないでしょうか?

そうしますと、自分で「売る」直売が増えるのは当然のことです。

しかし、一年分を販売することは、そんなに簡単ではありません。

生産者も米会社もどこと付き合うか、取引するか、重要なポイントになってきました。

ある意味、実に面白い時代でもあります。