月～土 ８：００～８：１５
（再放送 月～土 １２：４５～１３：００）
NHK BSプレミアム
月～土 ７：３０～７：４５
（再放送①月～土 ２３：００～２３：１５、再放送②土 ９：３０～１１：００）
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「笑えない」ヒロシ（池松壮亮）
堀北真希（梅子）兄弟夫婦が揃って食事会を開き、その後飲みに出る。食事会でも飲みの場でも「ヒロシ」こと池松壮亮は笑わない。
笑わないというか、「笑えない」状況のヒロシ
◎あらすじ（ネタバレあり）
総合病院の設立で、患者が減った梅子（堀北真希）の診療所「安岡医院」。
そんなところにヒロシ（池松壮亮）が現れて「後悔してないか」と問いかける。
「後悔はない」と答える梅子。二人の方向性は交わらないままだった。
後日、たまたま兄弟で夕食会をしていた、梅子の家に仕事でやってきたヒロシ。
足早に帰ろうとするヒロシは梅子に誘われて、夕ごはんを一緒にし、近所の食堂「みかみ」で皆で飲むことになった。
皆が談笑する中で、たった１人笑いもせず、会話にも加わらないヒロシが、梅子は気になるのだった。
◎みどころ
「笑えない」ヒロシ（池松壮亮）
◯おもしろポイント
「笑えない」ヒロシ（池松壮亮）
堀北真希（梅子）の紹介で大学病院に出入りするようになった池松壮亮（ヒロシ）。
しかし、営業は中々うまくいかない模様。
先週、高橋光臣（松岡）に治験を断られてからも、粘って他の医師にも営業を続けていた。
それでも、営業は中々うまくいかない。
大手製薬会社に決まりかけた契約を持っていかれ、落胆する姿を徳永えり（弥生）に見られてしまう。
医師に無下に扱われる
その後の、夕食会と飲み会では「自分の持っていない家庭」の話で盛り上がる面々。
一人だけ会話の輪の中に入れない
「生きるために必死」で、でも口角だけ上げて目はターゲットを観察し続けていた「笑わないヒロシ」が、
仕事に、周囲の幸せそうな姿に、打ちのめされてとうとう「笑えないヒロシ」になってしまった。
信頼していた堀北真希（梅子）にすら、笑顔を見せることが出来なくなってしまう。
「笑えない」ヒロシの様子が気になる梅子（堀北真希）
◯ツッコミポイント
またまた眼中外の満島真之介（山倉）！
堀北真希の親友・徳永えり（弥生）は、未だに父との攻防で悩んでいた。
大学で研究を続けたい徳永えりと、実家の医院を継がせたい父。父はとうとう「あと３ヶ月で定年で、引退する」と表明したらしい。
焦る徳永えりは「３ヶ月以内に内科医と結婚して婿に実家を継いでもらいたい」という相談を満島真之介だけでなく高橋光臣（松岡）にもぼやく。
と、高橋光臣が閃いたような顔をした。
「山倉くん！」と言い、おもむろに満島真之介の方を向き歩き出す。
この指が満島真之介の期待をふくらませる
高橋光臣の閃きに、期待で胸が高鳴る。
「やっと気づいた？そうだよ、僕！僕を推して！」という浮かれっぷりが出すぎ！笑
しかし、ここでも次のセリフは「君がいるじゃないか！」ではなかった。
「外科に知り合いがいたな！」とか言われしまう。（そして徳永えりに「ウチの医院は内科だし外科医じゃだめ」と言われてしまう。
残念、満島真之介！ ま、自分で言わなきゃ始まらないけど。
◯雑感とまとめ
「梅ちゃん先生」がとうとう最終週に突入した！
泣いても笑っても残り５話。（BSでスペシャルあるけど！）
「ワケありげ」だったヒロシこと池松壮亮の「苦難の姿」がはっきりと見えてきた。
仕事をしながら夜学に通ったが、医師にはなれず、そのなりたかった医師にペコペコ頭を下げて営業する。そして、入った会社もまだまだ歴史の浅い会社で、営業も上手く行かず行き詰っている。
もはや「目が笑わない」どころか「口元に笑を浮かべる気力もない」状態となってしまった。
飲み屋でもどことなく下を向いて、会話に加わらない。加われない。
しかし、最終週の副題は「上を向いて歩こう」
下を向き笑わない池松壮亮に「梅ちゃん」こと堀北真希がどんな答えを見せるのか。
「斜陽日本」と言われる日本人に「朝ドラ」はどんな答えを用意するのか。
週末の大団円を期待して、最終週の滑り出しが始まった！