「梅ちゃん先生」第147話(第25週)/〜堀北真希(梅子)、「ヒロシくん」と運命の再会! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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堀北真希(梅子)、「ヒロシくん」と運命の再会!
医師を志すきっかけとなった「ヒロシくん」こと池松壮亮にに会えた堀北真希は、自分の診療所を見せ、初めて出会った時のことを思い出す。
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池松壮亮(ヒロシ)に診療所を見せて回る堀北真希(梅子)

◎あらすじ(ネタバレあり)
梅子(堀北真希)は、かつて自分が医師になるきっかけを与えてくれた「ヒロシくん」(池松壮亮)と再会した。
早速家に招き入れて、ヒロシと色々話をする。ヒロシは今は製薬会社でプロパー(今で言うMR)をしているという。
その後、梅子は診療所をヒロシに見せる。二人は、ヒロシの命が助かった時の思い出に浸る。

そんな時に看護師・相沢(銀粉蝶)が松岡(高橋光臣)の見合い話を持ってきた。
弥生(徳永えり)たちの奮闘で、何とか始まったお見合いは、話が続かず気まずいままスタートのスタートを切ったのだった。



◎みどころ

堀北真希(梅子)、「ヒロシくん」と運命の再会!

◯おもしろポイント
堀北真希(梅子)、「ヒロシくん」と運命の再会!
「梅ちゃん先生」の最初に出てきた「ヒロシくん」。
父・高橋克実がヒロシを助けたことで、堀北真希は「人の命を救えるって凄い」と思い医師を志すことになり、その志通り医師となった。

一方、中村壮亮(ヒロシ)はその後、養子として育ち、養父の仕事を手伝いながら夜間学校に行き、今はMR(製薬会社の医師向けの営業マン)になって生活しているらしい。
同じく池松壮亮は、「医師になるのは自分には無理だと悟ったけど、医療に携わる仕事がしたかった」「生きていくために必死だった」と言った。
また、「帝都大学病院辞めたんですか?天下の帝都大の医者に入るためなら自分なら何でもするのに」とも言った。

その「必死だった」には何が込められているのだろう。

食糧事情の厳しい中で(よっぽど金持ちでもない限り)「養子」がどんな扱いを受けてきたのか。「医師を諦めた」という過去は学力や時間だけの問題なのか。「MR」という仕事が「(自分がなりたくてもなれなかった)医師に頭を下げて、大手企業の営業に押されながら売り込みに行く仕事である」という現実は彼のコンプレックスをどれだけ刺激しているのだろうか。

だから、「生きていくためには必死だった」と言う。
それは彼のこれまでの人生の魂の底からの叫びなのだろう。「生きてくためには何でもする」という覚悟のような。

堀北真希に会いたかったのは本当だろうけど、その影には「自社の薬品を売り込みたい。出来れば芋づる式に堀北真希の知り合い達にも」という下心が見え隠れする。(早速、徳永えりに営業してるし)でも、それも「生きていくために必死だった」から。
その「生きる姿」は堀北真希に何を思わせるのか。
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「ヒロシくん」と出会った頃の堀北真希(梅子)

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現在の2人。再会は何を2人に与えるのか



◯ツッコミポイント
「高橋光臣(松岡)結婚大作戦!」
銀粉蝶(相沢)が「高橋光臣(松岡)が結婚していない」と聞きつけて、見合い話を持ってきた。
(堀北真希の時もそうだったな・・・笑)
高橋光臣に結婚させたい周囲の面々は、「結婚したら、奥さんが家事とかやってくれて、研究もますますはかどる」とか言って高橋光臣を釣って、何とか見合いにこぎつける。
しかし、会話は挨拶だけで止まってしまい、「チーン」というBGMが鳴り響く。
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いや、結婚ってそんなにラクでもないよ多分



◯雑感とまとめ
とうとう「ヒロシくん」と再会を果たした堀北真希(梅子)。
再会では感動に包まれた二人だったが、「生きていくために必死だった」というMRのヒロシは何かワケありげ。
ワケあり気なヒロシの「生きる姿」から「梅ちゃん先生」流の「生きることとは何か」を魅せて欲しい!


と、いうわけで、「梅ちゃん先生」週の後半も楽しみ!
あと、松岡のお見合いも・笑