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堀北真希、高橋克実と松坂桃李の板挟み！
「仲良くなるため」の飲みで、喧嘩を始めてしまった高橋克実と松坂桃李の仲裁に入る堀北真希。
当人同士だけでは上手くいかないのも結婚の特徴です
◎あらすじ（ネタバレあり）
「新婚である自分たちの部屋で集団就職の光男（野村周平）が一緒に寝ている」と、梅子（堀北真希）は父・建造（高橋克実）にうっかり漏らしてしまった。
怒った建造は、そのまま夫・信郎（松坂桃李）の家に行き、姑・幸吉（片岡鶴太郎）と大喧嘩を始める。
その場は何とか梅子が宥めたが、信郎は「自分たち夫婦が梅子の実家に住むのはどうか」と考え始める。そして、自分たち親子と建造との間の溝を埋めるため、建造を飲みに誘い出し、話をする。
しかし、生活環境や考え方が全く異なる建造は歩み寄ろうとせず、その姿に信郎は怒りを顕にし、ケンカを始めてしまう。
２人のケンカに駆けつけた梅子だったが、信郎からは「お前の親父にペコペコする必要はない」、建造からは「この結婚失敗だったな」と言われてしまい両者の板挟みになる。
◎みどころ
堀北真希、高橋克実と松坂桃李の板挟み！
◯おもしろポイント
堀北真希、高橋克実と松坂桃李の板挟み！
①付け焼刃はボロが出る！
高橋克実（建造）と松坂桃李（信郎）が２人で飲みに行く事になった。
しかし、話題に共通点の無さそうなこの２人。そこで堀北真希は松坂桃李にアドバイスを与える。
「高橋克実は知性のある人が好きだから」という理由で東西冷戦の話題を新聞を読ませて叩きこませる。
しかし、知識や思考はこれまでの人生の蓄積。付け焼刃の「新聞を読んで叩き込んだ」程度では高橋克実に通用しなかった。
東西冷戦の話をするのは良かったが、うっかり「中立宣言をしたオーストラリアは」と誤った内容を言ってしまい、「正しくはオーストリアだ」と訂正されてしまう。
付け焼刃で何とかなるのは学生時代の中間テスト位までだから！
普段は全く使用しない単語や思想の話をして緊張気味の松坂桃李
②堀北真希、高橋克実と松坂桃李の板挟み！
東西冷戦の「雪解け」を例えに高橋克実と片岡鶴太郎の間の「雪解け」を切り出した松坂桃李。
しかし、高橋克実は片岡鶴太郎との雪解けを拒否した。
「自分と片岡鶴太郎は違いすぎる」「大体片岡鶴太郎はいい加減過ぎる」という理由で。
父・片岡鶴太郎を「いい加減だ」と言われてムッとする松坂桃李
しかも、「イデオロギー」やら「矮小化」やら松坂桃李にはわからない単語を並べ立てて理論整然と。
親を悪く言われ、訳の分からない単語で和解も拒否されて、とうとう業を煮やした松坂桃李は、ついに高橋克実に喧嘩腰で怒鳴ってしまう。
堀北真希がケンカの仲裁にやってきた頃にはもう後の祭り。
松坂桃李は「堀北真希の親だからって遠慮する必要はない」と言い、
高橋克実は「この結婚は失敗だった」と言う。
高橋克実と松坂桃李の仲裁に入ってオロオロする堀北真希
決定的な亀裂の入った２人の板挟みになった堀北真希
◯ツッコミポイント
「バカヤロウ！それは糠味噌だ！」
ドラマ冒頭で高橋克実と工場で大喧嘩をした片岡鶴太郎。
高橋克実が帰った後に、従業員の竹財輝之助に「塩持って来い！塩！」と言う。
しかし、竹財輝之助が持ってきたのは「糠味噌」だった。
当然、片岡鶴太郎は「バカヤロウ、それは糠味噌だ！」と怒鳴る。
（写真左下）容器の形状からしてどう見ても「塩」じゃないだろう・笑
◯雑感とまとめ
ケンカで締めくくってしまった今週末。
確かに生活環境や教養は人間関係を構築する際に重要になってくる。
ましてや、婚姻関係という深い関係性になるとその相違は大きな亀裂を生んでしまう。
（だから個人的には「玉の輿（逆玉も含む）がいい」という話を聞くと「乗った後が大変だろうに」とか考えてしまう）
しかし、来週の副題は「親ごころ」なので、高橋克実の親心が松坂桃李や片岡鶴太郎に伝わることを期待したい。
やっぱり「梅ちゃん先生」を見て幸せな気持ちで週を終えたいから。