「私立バカレア高校」第4話/〜ジャニーズと島崎遥香の距離が縮まった! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

土曜24時50分~
日本テレビ系


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◎あらすじ(ネタバレあり)
札付きのヤンキー校・馬鹿田高校と超お嬢様学校のカトレア学院の合併によって、第二カトレア学院が誕生した。
達也(森本慎太郎)率いるヤンキーと、文恵(島崎遙香)率いるお嬢様軍団は同じ教室で授業を受けることになる。
が、ヤンキー達は授業を聞かず、出席の返事もしない。
そんなヤンキーに業を煮やした文恵は「第二カトレア学院のルール」を発表する。
そのルールは
・挨拶をする
・廊下を走らない
・手を洗う
・ケンカをしない
・遅刻をしない
というものであった。
反発する達也たちに、文恵は「一週間このルールを守れたら1食2,000円の焼肉弁当を奢るが、誰が一人でも守れなければ上履きを履け」と言う。
焼肉弁当に釣られた達也たちは、文恵の出したルールを」必死に守ろうとする。

と、そんな矢先にヤンキー軍団のメンバー・祥平(高木雄也)がひったくりの容疑で警察に捕まってしまう。祥平は偶然ぶつかったひったくりの落とした盗難品を持っていたところを捕まっただけだったのだ。
祥平の無実を晴らすために団結する達也たち。

同時に、「これ以上カトレアの名前を傷つけて欲しくない」という文恵は達也たちと協力して犯人探しを開始する。
達也たちと文恵たちは協力して真犯人を見つけ、祥平の無実を無事に晴らす。

しかし、協力する直前にケンカをしていた達也たち。そのことを文恵に指摘され、結局上履きを履くこととなったのだった。

また、文恵は達也たちの友情に憧憬を抱き始めていた。ヤンキー軍団のナンバー2の哲也(松村北斗)はそのことに気づき始める。



◎みどころ

ジャニーズと島崎遥香の距離が縮まった!

◯おもしろポイント
①島崎遥香の胸のうち
森本慎太郎たちは仲間の無実を晴らすため、島崎遙香は学校の名誉を守るため、目的は違っていても真犯人を捕まえる事に協力しあう。
協力し合う事で距離が縮まった事もあるが、寂しい幼少期を過ごして(そういう描写が第2話にあった)、やや人間味を失っていた島崎遥香が森本慎太郎たちの持つ友情に憧憬を抱き始める。
少しずつ縮まる距離が、お互いをどう変えていくのか、なんとなく先が見えそうだけれども、楽しみ。


②「ホントに悪い」人がいない!
札付きワルの馬鹿田高校って設定なのに、悪い人がいない。
校内は落書きだらけで、机もバラバラで挨拶もしない。
でも、森本慎太郎たちは友情にアツくて、カツアゲされてる中学生を助けたり、
冤罪の原因になったひったくり犯を捕まえても殴りもしない。
しかもひったくり犯もすぐに「ごめんなさい」とか言っちゃう。
「ワル」って設定なのに、ものすごく真面目で「今時小学生でも、もっとスれてるよ・・」とか思ってしまう。
でも、その真面目さが見ていて安心するし、いい意味で「ドラマ的」。
もちろん、島崎遥香も全く人間味がないわけではなくて、徐々に心境の変化が現れている。


③演出もベタ!
ドラマの冒頭はお嬢様とヤンキーの対立からはじまって、
序盤にハプニングが起こり、
そのハプニングを解決するために結束する。(しかも結束シーンはテーマソングのサビが流れるというド王道ぶり)。
ハプニングは無事に解決されて、お嬢様(島崎遥香)とヤンキーたちは距離を縮める。
発想は強烈だけど、脚本から演出までド王道。
でも、その王道ぶりが安心感を与える。



◯ツッコミポイント
①「手なんて洗ったことねーよ!」
お嬢様軍団がヤンキーたちに出した条件の一つが「手を洗う」事。
それを見たヤンキーが言った一言。
ホントに洗ったことないのか?ホントに?
・・・マナー云々よりも衛生面のためにも手は洗ったほうがいいぞ。風邪とか引きやすくなる。


②「このドラマはフィクションです。厳重な管理体制のもと、撮影を行なっています」
番組最後のテロップ。
ケンカシーン等を指して言っているのだろうが、キャストがジャニーズ事務所とAKB。
別な意味で「厳重な管理体制のもと」撮影が行われていそうだ。

◯つまらなポイント
ない。
ベタすぎる展開に、ヤンキーは熱い友情を見せ、可愛らしいお嬢様軍団はヤンキーと出会い人間味を増していく。
30年くらい前の漫画に出てきそうな展開だけど、それを本気でやってるのが面白い。