「梅ちゃん先生」第35話(第6週)/〜高橋克実は「かまってちゃん」! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

NHK総合
月~土 8:00~8:15 (再放送 月~土 12:45~13:00)

NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45 (再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)

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◎あらすじ(ネタバレあり)
幼馴染の信郎(松坂桃李)から、「両親が梅子(堀北真希)と松岡(高橋光臣)を結婚させたがっている」と聞き、慌てて夕食の場で問いただした梅子。
すると、松岡の相手として考えていたのは梅子でなく、姉の松子(ミムラ)だったと知る。
話の矛先は松子に向かい、松子は毎日仕事帰りに真田のお見舞いに行っていたことで父・建造(高橋克実)に叱られてしまう。

気まずくなったままの梅子の家族。
そんな時に、近所の康子(岩崎ひろみ)の親が地元から上京してきた。
康子は娘を養いながら、食堂を営み戦争から帰還しない夫を待ち続けている。
そんな康子を心配した父が、「店を畳んで地元に帰って来い」と告げる。

康子と父の話を聞いた梅子は建造が今まで自分たちを心配してくれていたことを実感し、
「もう知らん」と言われたことで建造との距離を感じる。


◎みどころ

高橋克実は「かまってちゃん」!

◯おもしろポイント
親の心子知らず、子の心親知らず
番組冒頭からミムラのお見舞いについてケンカしてしまった堀北真希一家。
父は父で子を思い、子は子で父を頼りにしている。
でも、お互いその思いに気づかずすれ違う。
しかも、本心とは裏腹の言葉を口にして雰囲気を悪くしてしまったりする。
「あ~、あるわ~、こういうの」という親子のスレ違いが客観的に見れて、親のことを少し考えてしまう。


◯ツッコミポイント
①「かまってちゃん」の高橋克実
ミムラをしかり、そんなミムラをかばう家族にキレる高橋克実。
「俺がいてもいなくても同じだろう。もういい、各自好きに好きなことをしろ。俺はもう知らん」
と言う。
しかし、本当に「もう知らん」と思う人はイチイチそんな事を口にしない。
心の底で「俺のことを尊重しろ!」と言ってるのが丸わかり。「かまってちゃん」なんだな。


②食べてばかりの堀北真希一家
戦後まもなくで「食糧事情が厳しかった」というナレーションが度々入る「梅ちゃん先生」。
しかし、ドラマ本編では毎回毎回何かしら食事シーンが出てくる。
今回なんて15分で4回も食事シーンがあった。
マンホールの蓋はないのに食事はあるのか?


③無神経な看護師
高橋克実に叱られたことで、平岳大の見舞いに行けなくなったミムラ。
寂しそうにする平岳大に対し、病院の看護師が言った一言が
「愛想尽かされたんじゃないですか?」
病人にそんな追い討ちをかけることを言っていいのか?
それともこの看護師は平岳大を狙っているのか?


◯つまらなポイント
なし。
だけど、高橋克実の亭主関白的な発言にやや引いた。
あの時代だからそういうものかもしれないが。