NHK総合
月~土 8:00~8:15 (再放送 月~土 12:45~13:00)
NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45 (再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)
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◎あらすじ(ネタバレあり)
ダンスパーティーの計画が父・建造(高橋克実)に知れてしまい、猛反対されてしまう梅子(堀北真希)。
しかし、母・芳子(南果歩)は賛成だった。
実は結婚前はダンスを習っていたという芳子。そんな母にダンスを教えてもらう梅子と友人たち。
学校でも、行き帰りでもダンスのことに夢中になるのだった。
そんな中、梅子は先日知り合ったばかりの松岡(高橋光臣)から「梅子の父は建造か?」と尋ねられる。
建造の論文に感激したらしく、建造に会いたいと言い出す松岡。
そんな松岡を家に連れてきたところ、家族や幼馴染の信郎(松坂桃李)は
「梅子がとうとう男を家に呼ぶようになった!」と大騒ぎする。
松岡が学問のために家に来たと知るも、両親は
「梅子の結婚相手にいい」とかコッソリ言い出す始末。
どーなる梅子?
どーなる信郎?
また、松子(ミムラ)の見舞いを受ける真田(平岳大)。見舞いを受けるうちに、松子に会うこと、松子に叱られることが楽しみとなり、あえて松子を心配させるようなことばかりをする。
◎みどころ
堀北真希だけが気づいていない、結婚騒ぎ。
◯おもしろポイント
①堀北真希だけが気づいていない結婚騒ぎ
堀北真希が家に高橋光臣を連れてきたことで、高橋克実と南果歩は驚愕する。
高橋克実は「いきなり連れてくるなんてどういうことだ!その前に紹介するのが筋だろう」と怒りだす。
誤解に気づいた高橋光臣が、「自分は高橋克実の論文に感銘を受け、教えを請いに来た」と言う。
家族の誤解は解けたものの、堀北真希は「どう誤解されているのか」にすら気づいていない。
しかも、両親が高橋光臣と結婚させたがっていると松坂桃李から聞き、何がなんだかさっぱりわかってない堀北真希。
主人公だけがついて行っていない、その王道の展開につい笑ってしまった。
②ダンスに夢中の堀北真希たち
家ではもちろん。通学途中も学校の休み時間もダンスの練習に勤しむ堀北真希たち。
南果歩に教えてもらったステップを復習するために、学校で骨格標本をパートナーがわりに腕や肩やらを組んで、同級生の視線を集める(もちろん別の意味で)。
こちらも王道コメディーなんだけど、それもクスっと笑えてしまった。
◯ツッコミポイント
マンホールの蓋がない!
帰宅中にもダンスの練習に勤しんでいた堀北真希たち。歩きながらステップを確かめたり、ダンスの本を読んだりと完全に夢中。
と、そんなダンスに夢中の帰宅路で白鳥久美子がマンホールの穴にうっかり落ちてしまった。
その時のナレーションが
「戦時中の金属収集でマンホールの蓋がないこともしばしばあったのです」
というもの。
戦争の悲惨さを、「若い女子高生がマンホールの穴に落ちる」という演出で表現するなんて!
斬新すぎるその発想に目が点になってしまった。
脚本家さん、すご過ぎます。
◯つまらなポイント
なかった。
三角関係も見れたし、マンホールの蓋事件は強烈だったし、見所が凝縮された15分だった。
むしろ、見所しかない15分だった。