TBS系
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◎あらすじ（ネタバレあり）
港近くの工場で爆破事件が起こった。
事件として処理するために、現場検証に向かった刑事・舞子（栗山千明）が現場で発見したのは変な男だった。
自らを「チョコザイ」とよぶその男（中居正広）は、会話もままならない状態。
しかし、現場検証で舞子が気になった部分のヒントを表す単語のみを次々と口にするのだった。
半信半疑ながらもチョコザイのヒント通りに捜査を進める舞子。
上司の沢（北村一輝）も巻き込み事件の真相にたどり着く。
自殺とされたその事件は、事件だったのだ。
また、「チョコザイ」を追う謎の組織も現れた。
謎の男「チョコザイ」の正体とは？
◎みどころ
SMAP・中居正広の全裸姿！
◯おもしろポイント
中居正広には「事件の真相に関わるシーンがなぜか”視える”」。
事件の真相シーンがCGで不思議な感じで見える。
CGを使って中居正広の考える世界観を表現する手法が珍しい。アメリカンドラマみたいだ（アメリカンドラマのほうが技術は数倍上だけど）
◯ツッコミポイント
①「全裸」の割には大事な部分が見えない！
中居正広が番宣で「いや～、前貼り（大事な部分だけをテープで貼って隠し、他は全裸になること）で走り回ったりしたんですよ～」と言っていた。
日本を代表するアイドルグループの、そんな面白い話を聞いててっきり
「大事な部分の前貼りはモザイクで、正面からの前貼りシーンがあるのかな？」
とか期待してドラマを見た。
しかし！出てきた前貼りシーンは後ろからのショットや上半身裸のシーンのみ。
「たしかに前貼りで走ったんだな～」とは思わされるけど、美味しいシーンはキッチリ隠されている。
だったらあの番宣は何だったんだ？全裸詐欺？
ま、次回も前貼りで走り回るシーンがあるらしいので美味しいシーンが見れるのかどうか期待するところだ。
中居正広を追いかける人（中居のすぐ右隣）がいい表情をしている
②知識のなさ過ぎる栗山千明と北村一輝
不思議なキャラクターの中居正広を目にして栗山千明と北村一輝が言った一言。
「こいつ、超能力者？」
・・・・確かに事件解決については人間業じゃない能力を発揮した。
しかし、顔と服にケチャップを付けまくっている、問いかけには関係ない単語でしか返答がない、会話が成立しない、全裸でマンガ喫茶の中を走り回る、
などなどの奇行を繰り返すさまを目の当たりにして、「何らかの脳の疾患がある（診断名までわかるのは難しいだろうが）」って思うのがフツーじゃないのか？
いい歳こいてそんなこともわからんのか？
「刑事って事件検挙しか考えてないバカ？」と思われてしまうぞ。
③中居正広をカートで運んだ栗山千明と北村一輝
事件解決後に突如気絶してしまった中居正広。
一緒にいた栗山千明と北村一輝が、救急車でも呼ぶのかと思いきや、どっから持ってきたのか大型スーパーにありそうなカート（金属製の格子状のやつ）に中居正広を乗せてマンションまで運んでいった。
それでいいのか？いや、良くない。
痛くないのか中居正広？
まさかこの状態で電車とか乗ったのか？
◯つまらなポイント
サヴァン症候群の人はこんな能力持ってない！
既に各方面から抗議が行ってそうだが、サヴァン症候群の人にはドラマの中居正広めいた
「事件を解決に導くキーワードを見つける謎めいた力」はない。
「爆発的な記憶能力（円周率や長文書類の内容など）がある」「爆発的な計算能力がある」などが主流。
「不思議な力を持った男がキーパーソンとなって事件を解決していく」ってドラマでいいのに、わざわざ「サヴァン症候群」を引っ張りだしてくるから変な誤解を招くハメになる。