「ハングリー!」最終話(第11話)/〜ハッピーエンドはやっぱイイ! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

火曜22時~フジテレビ系

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◎あらすじ(ネタバレあり)

料理修行へ着々と準備をする英介だったが、麻生の用意した職場をセクハラとイジメで辞めていた賢太(塚本高史)と剛(川畑要)と出くわす英介。2年後の「ル・プティシュ」での再会に向けて賢太(塚本高史)や剛(川端要)と別れた英介(向井理)。フランスでの料理修行に向けて麻生(稲垣吾郎)の店で働きながら準備をする。イジメからアル中になった剛を介抱するためひとまず、先日閉めたばかりのレストランに入る英介たち。 レストランに行ったところ、レストランの建物の所有者・亜矢子(矢田亜希子)の夫と出くわす。

亜矢子の夫と話をする中で、
「亜矢子は事業に失敗し、味音痴になってしまった。事業に失敗する前にル・プティシュで食べるテリーヌを好んで食べていた。そのテリーヌを再現できれば、亜矢子の気持ちも変わるかもしれない」
と聞き、テリーヌ作りに精を出す英介。

そんな中、拓(三浦翔平)と付き合う千絵(瀧本美織)を心配する英介。
拓から「千絵のことが好きなんじゃないか?」と聞かれてしまう。

テリーヌを作り、亜矢子に振舞うが、亜矢子の気持ちは変わらなかった。
「このレストランが潰れても、人は別の店に行く。誰もこのレストランを待っていない」
と英介に告げ、店を出る亜矢子。
しかし、店の外には英介の料理を心待ちにしている客が列をなして待っているのだった。

その客の一人ひとりに声をかけたのが千絵だと知り、感涙する英介。泣いている英介を見て千絵も泣き出してしまう。
そんな二人を英介の恋人・まりあ(国仲涼子)が物陰から見ているのだった。

後日、麻生から「英介と二人で日本の食を変えたい」という誘いを受ける英介。
しかし、英介はその申し出を断り、自分のレストランを再開させる。

再開したレストランの名前は「HUNGRY」。
英介は元のスタッフと一緒に、お腹を空かせた客に今日も料理を振る舞うのだった。



◎みどころ
◯おもしろポイント


①やっぱ笑顔の終わりがイイ!!!
誰も泣かずに笑顔で終わった最終回。
美味しい料理に、料理の美味しさで幸せそうな人々。
みているこっちも幸せな気分になる!


②三角関係も笑顔で「ちょっと進展」程度なのがイイ!
向井理、瀧本美織、国仲涼子の三角関係も決着がつかなかった。

瀧本美織は向井理に「もっと積極的になろう!」と決意し、少しだけ積極的になり、
国仲涼子は向井理との関係を良い意味で見つめ直し、瀧本美織にも余裕の表情。
向井理は国仲涼子と基本ラブラブだけど、瀧本美織を特別に思ってることを自覚する。

決着はつかなかったけど、逆にそこが良かった!
前回までの状況で無理やり恋愛を進ませてたらドロ沼展開になって収集がつかなかった可能性大。
あえて、「ちょっと進展」程度であくまでレストランと料理を主軸にしたのがドラマとしてブレなくて良かった!
ちなみに、国仲涼子がイヤな役にならずに余裕のあるオトナな感じだったのも良かった!



③脇が堅いのもイイ

今回は大杉連がマジックを披露していた。
何もないところから花束を出したり、その花束を増やしたり。
そんなストーリー本編とは全く関係ないおチャメな大杉漣がハマリ役。
同じく、店にやたら落書きを残したおっちょこちょいの片桐はいり。

シリアスもコメディーもこなせる堅い脇役がドラマの隠し味に間違いない。



◯ツッコミポイント

①片桐はいり、落書き多すぎ!
剛の介抱のためにレストランに入った英介たち。
そこで、店のあちこちで片桐はいりの書いた落書きを目にする。
どの落書きも、店や英介たちスタッフへの愛情がこもってたんだけど、
落書き多すぎ!笑
そんなに書く暇あったなら手紙にでもすりゃいいのに!笑




②店に入りきらない客の数
千絵によって英介のレストラン前に並んだ客の数が多かった。
100人位いた。
しかし、英介のレストランの席数は40席程度(これまでの回で見る限り)。
どう見ても60人は余る。
回転率の低いフレンチでその60人はどうやってさばいたんだろうか?




③笑いすぎのギャラリー
向井理と吾郎が入ったレストランで、向井理は吾郎の申し出を断る。
断られたことに突然笑い出す吾郎。つられて笑う向井理。
さらにつられてレストランのスタッフや他の客も笑い出す。
レストランスタッフまではわかるが、他の客笑うか?
・・・サクラ???

④やっぱストーカー吾郎
英介に申し出を断られて「英介には二度と関わりたくない」と吐き捨てるイヤミ吾郎。
だけど、英介のレストランの再開日にちゃっかり外からレストランの様子を覗いている。
やっぱストーカーじゃん、吾郎。(しかも去り際に店の電気配線に足を引っ掛け、店を停電にしてそのまま帰ってる。無責任だ!)


◯つまらなポイント
ない。
初回から通して見て、3話目位までは見てて特に何も感じなかったけど、
中盤からが凄かった。
料理にかける情熱、仲間との友情、恋愛模様、美味しそうな料理とみどころが沢山で、しかもバランスもイイ。
最後には見ていて幸せな気分になったし、「1クール連続ドラマ」としてスゴく良いドラマだったと思う。
再放送してたら、つい見たくなっちゃうかな。