火曜21時~
フジテレビ系
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◎あらすじ(ネタバレあり)
(内容がややこしいので、前回のブログ記事をリンクしてみた)
左手首の持ち主・タカオカ(石黒賢)が本物の「高岡」でないと突き止めた姫川。(竹内結子)
タカオカが高岡の戸籍を盗んだことと、
今回の事件(左手首が発見された事件)がつながっていると確信する。
また、タカオカが生前務めていた中林建設のグループ企業・中林ハウジングから高岡が13年前に執拗な地上げを受けていたことが判明する。
13年以上前の高岡に関する事実を捜査する姫川。
13年前~現在までのタカオカに関する事実を捜査する日下(遠藤憲一)。
捜査線上にある男が浮かび上がってきた。
中林建設出身で、暴力団組員の戸部真樹夫(池田鉄洋)という男。
借金まみれの社員に無理やり保険金をかけ殺害という保険金詐欺の中心人物である。
また、タカオカが殺害された翌日から姿を消しているという。
さらに高岡への執拗な地上げの主犯格でもあるという。
二人の高岡とタカオカに絡んでいた戸部を探す警察。
姫川は、「地上げを阻止したい高岡は自殺により、その土地を国有地化させようとした。しかし、戸部らによって自殺が隠蔽され、他の誰かをタカオカとしてすり替えた」
と考える。
捜査を続ける中で、タカオカが残した遺産の相続人がわかった。
一人はタカオカが生前かわいがっていた部下で遺体の第一発見者・三島(濱田岳)で、もう一人は内藤君江(南風佳子)という女性。
さらに捜査を続ける中で、
「タカオカ=内藤君江の弟・内藤和俊」
という説を主張する姫川。
「内藤和俊は13年前に事故を起こし、自らに保険金をかけて自殺を装う。
そこに目をつけた中林建設と戸部は、同時期に自殺した高岡の遺体を内藤の遺体として処理し、
生き残って保険金を獲得した内藤は、タカオカとしてなりすまし、中林建設の地上げ契約にサインした。」
と。
警察もそのセンで動き出した矢先に、タカオカの死体が上がった。
死体の写真を見た姫川は
「これはタカオカの死体じゃない。タカオカは生きていて、このヤマの犯人だ」
と言い出す。
遺体の人物は結局誰なのか?
事件の裏にはどんな真相が?
ついに次回最終回!!!
◎みどころ
◯おもしろポイント
めずらしい3話完結のミステリー。2話完結はよくあるけど、3話はめずらしい。
それだけ力が入ってる回なんだろうな。
でも、話がややこしい。
◯ツッコミポイント
①ちっともカッコよくない戸部真樹夫(池田鉄洋)
タカオカの保険金殺人に絡んでいた池田鉄平(戸田役)。
設定では、学生時代からのワルで、
「腕っ節が強いわけではないが、オンナを強引にたらしこんで悪事を働くワル」
らしい。
が!!!ちっともカッコよくない。
パーマの肩までロン毛で、ベース顔にヘンなサングラスと季節感のないトレンチコート。
しかも親は暴力団関係者。
この設定の男にどんなオンナがついていくんだ???
さっぱりわからん。
②西島秀俊の「ご苦労様です!」
西島秀俊が遠藤憲一に署内の休憩スペースで挨拶をした。
「ご苦労様です!」
と。
ん???西島秀俊って遠藤憲一より下の階級じゃなかったっけ???
警察みたいな超タテ社会でそんな言葉遣いで大丈夫なのか???
「お疲れ様です!」じゃないのか???
②遠藤憲一の結婚生活論
「尖った夫婦がぶつかり合うことで丸いボールになっていく」
らしい。
そうか???
そういう人もいるけど、カドが取れずにカドで傷つけ合って離婚する人は25%だぞ。
◯つまらなポイント
話が複雑過ぎる。
面白いといえば面白いかもしれないけど
次から次へと新キャラの怪しい人が現れて、それにつながる社名や事件も続々出てくる。
もはや何が何やら分からない。
高岡だかタカオカだか三島だか戸部だか内藤だか、一体誰が何なんだ???
推理小説や漫画ならキャラが多くても読み直しができるけど、ドラマはそうもいかない。
仮にキャラ多いなら、イッキに出して潰していく方法でないと、事態がコロコロ変わって追いつけない。
これ、どれだけの人が内容を理解できているのだろうか?
テレビって、大体の人は1回しか見ないのに、これだけ話をややこしくして、
制作サイドは見る人のこと考えているのだろうか?
ちなみに、HPのあらすじを読んだけど、やっぱりわかりづらかった。
「わかりにくい」の一言に尽きる。