火曜日22時~
フジテレビ系
□今回のあらすじ(ネタバレ有り)
□感想
の順番。
□麻生(稲垣吾郎)に言われた
「ここはフレンチレストランじゃ無い」
という台詞を胸に、一流フレンチレストランを目指す英介(向井理)。
賢太(塚本高史)と剛(CHEMISTRY・川畑要)にも自分の理想を細かい注文にしてぶつける。
しかし、英介の思いとは裏腹に賢太と剛は
「今のようなロックな店で何が悪い」
と疑念がわく。
そんなところに、英介の父太朗(大杉漣)が街中で知り合った
有名グルメガイド「マシュロン」の調査員をそれとは知らず連れてくる。
腹ペコだった「マシュロン」調査員はたまたま英介の新作料理を口にしたところ、その味の虜となってしまった。
その頃、仕入れで外に出た英介は麻生と出くわす。
そこで英介は料理への新たなる情熱と麻生への宣戦布告を果たすのだった。
店に戻った英介は、賢太や剛に対して自分の情熱をぶつける。
が、それが災いしてまたもやケンカになってしまい、
賢太と剛は英介に
「お前の考える一流の店って何だ?」
という疑問を投げかけて店を去る。
□制作サイドの「面白ければなんでもやる!」って姿が伝わった今話。
「何か韓流ドラマ見てる気になるんだよな~」
とは思っていたが、
仲間とのすれ違いや、
三角関係、
ライバル役吾郎のコメディアンっぷり
のどれを取っても韓流ドラマちっく。
中でも、
英介に片思いの千絵(瀧本美織)が英介とのデート(っぽいもの)を妄想するシーンがどう考えても韓流。
いつもと違う勝負服の瀧本美織と向井理、
ツンデレ顏の向井理、
お互いに向かって走って行く2人、
背景は海の見える場所、
妄想から我に帰った瀧本美織のニヤついた表情、
「日本のドラマってそんなに妄想シーンあったっけ?」
状態。
何から何まで韓流ドラマのヒット作と言われるものの定石。
ここまでやり尽くして確信犯なのはよく分かったが、
面白いものは面白い。
ドラマ制作スタッフが
「韓流放送出来ないから、作るドラマを韓流っぽくして視聴者稼ごう」
って割り切って作ってる姿が目に浮かぶ。
そこまでなりふり構わない姿は現実的に考えて素晴らしい。
思ってもなかなか出来ないものだから。
ちなみに、番組最後で
稲垣吾郎が何故か生の人参をかじってた。
…キャラ設定の段階で「料理の鉄人」の鹿賀丈史を意識したんだろうな。
すごいよ、ホント。