昨年後半から大長編麻雀漫画にとり憑かれ、全く読書してなかった
…ら、読むスピードがみるみる落ちたわ。
もーリストもどこまで読んだかすっかりなんで、心機一転し鍛えなおすぞー。
と、目についたものを適当に借りたら、シリーズ物の2冊目という…
アンソロなんで構わんけどな!
オチばれネタばれありでベスト3選。
『ICU』 エドワード・リー
主人公が児童ポルノ製作スタッフのため、登場するなり「よし、殺れ」って気分になる作品。
期待を裏切りませんよ!
短い中に効率的に暴力描写が詰め込まれており、平山夢明を思い出しました。
主人公の名前がパオーンなのは何とかならなかったのか。
カタカナ表記でパオーンだと、どうしてもお腹をすかせた花子(象)が脳裏をよぎるんだよ…
『墓』 P・D・カセック
高圧的な母親、抑圧された娘…
ぼちぼち食傷気味のテーマ、地味なオチ。
にもかかわらず、文章が綺麗で高得点。
あんまり丁寧に綺麗なイメージを積み重ねるので、
ホラーとして怖い、ことはないんだけど、壊れそうで怖い雰囲気が素晴らしい。
『無理数の話』 マイケル・マーシャス・スミス 訳:梶元靖子
理数系の能力が欠落しているため、数学蘊蓄を語られると弱い。
という個人的な事情を差し引いても、文章がものすごく良い!
読んでると快く酩酊してくる感じ。
訳者の力が大きいのかもしれないので、別作品も読んでみたい。
殺人鬼の独白なのに、大変静謐かつ知的で良かったです。
つーかこのタイトルなんで、ホラー集だと思ってたんですが。
実際はほぼミステリだったなー。
親和性の高いジャンルとは言え、心構えが違っていたため戸惑ったよ。
『リオ・グランデ…』とか、少し不思議系SFにしちゃ引っ張るな…と思ってたら
犯罪小説なんやもん。
それならそれで言ってくれていれば!印象も変わってくるやん!
あと、編者のアル・サラントニオさんの、作品紹介文がおもろない。
元々編集者の方なのでまあそうなんやろうけど!
アンソロってほら、アシモフさんとかの、紹介文から面白いですよ~って形式が多いので。
結局シリーズ全作楽しませてもらったのに、ひどいこと言ってごめんね…





