「依存」と「自立」の狭間で・・・。 | おおばよしお★自分らしく生きるあなたを応援します!

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心理カウンセラー・NLPコーチおおばよしおのブログです。
「自分軸で自分らしく生きる!」 その素晴らしさを知って、楽しく幸せな人たちが一人でも多く増えることを願っています!

こんばんは。おおばよしおです。

私が住んでるマンションは川沿いにあるせいか、
マンションの周辺でもの凄い強風が吹くことがあるのですが、
今日も帰宅する時、台風ちゃうかっ!っていうくらいの強風でした。

大島の台風被害やフィルピンの台風被害といい、
地震だけじゃなく気象災害も心配ですね。


さて、今日のテーマは「依存」と「自立」について。

誰か(人)に依存する。
何か(物)に依存する。

私も過去は散々、人や物に依存してる時期がありました(汗)。
親に依存したり、パートナーに依存したり、
ゲームに依存したり、他にもあれやこれや・・・。

かと思いきや、人に任せられない、信じれない、
自分のやり方が全て、
そんな、ちょー「自立」な時期もありました。

その話は重たくなるので、今日はやめといてっと!


私が心理学を最初に学んだビジョン心理学系のコースでは、
「依存」「自立」「相互依存」
という成長の三角形という話が良く出ます。

人との関わりにおいては、「依存」「自立」「相互依存」という段階(ステージ)があり、
それぞれの段階において抱える問題やパターンがあるというものです。


「依存」や「自立」という状態そのものが良いとか悪いとかいうことではなく、
その状態にいることで人間関係がおかしくなってしまったり、
自身がしんどくなってしまっていたり、
何か自分に問題を抱えてしまっていることが良くないのです。


知識や技術がなくて、人に頼らなければできない状態、
何か原因があって、人に頼らなければいけないような状態、
エネルギーレベルが低くて生きていくのが困難な状態、
そんな状態の時は全然「依存」しても良いと思います。

人からエネルギーを吸って自分のものにしてもいいのです。(←それは言い過ぎ?!)

余談ですが、実際、本当に人からエネルギーを吸ったりできるみたいですよ。
私はやり方知らないですが(笑)

ただ、ず~っと「依存」のステージにとどまり続けるのは良くないです。
もう十分、人に依存しなくてもやっていける状態になったら、
「依存」時代に自分が助けてもらったように、
今度は自分が助ける側にまわる。

もらったら返す、吸ったら返す、
返す相手はもらった人じゃなくていいです。
というよりはもらった人じゃない方がいいですね。


そうやって、自分がいるステージを変えていくことができる。
それが大事ですよね。


次は「自立」

「自立」って聞くと、誰にも頼らず一人で生きていく!
何でも自分一人でやる!

そんなイメージがするかもしれませんが、
「依存」を抜け出した段階では、それはとても大事なことですが、
これも、
人に頼ったり甘えることができないくて、一人で何とかしようとして抱え込んでしまったり、
自分にムチ打って無理をしてしまったり、
依存してくる人を払いのけたり、逆に囲い込んだり、
「自立」していることの弊害として何か人間関係のトラブルを抱えてしまっていたら、それは問題です。


自分一人でしっかり地に足を付けてやることもできる。
でも困った時や助けて欲しい時には周りにいる人に「助けて!」がちゃんと言える。
人から求められたら応える(与える)こともできる。
自分にないものがあったら素直に欲しいと言えて、もらうことができる。


「これがないとダメ~っ!」としがみついて離れない状態ではなく、

「そんなものいるか~っ!」と頑なに受け入れない状態でもなく、

あったら嬉しいけどなくても大丈夫。
そんな、執着していない状態。


「依存」であれ、「自立」であれ、「相互依存」であれ、
どんな状態であれ、自分が今どんな状態にいるのかを認識しておく、
そして、いつでもその状態を変わる(抜け出す)ことができる、
簡単に手放すことができる。

そんなフレキシブルな状態
ニュートラルな状態

それが理想的な状態ですね。

そして、それが「相互依存」の状態なのかもしれないですね。