米国の住宅購入で、毎月の返済額を大きく左右するニュースです。🏠
30年固定住宅ローン金利が7.28%となり、約3年ぶりの高水準に上昇しました。
📊 ニュースの要点
住宅金融大手Freddie Macが2026年10月1日に発表した週間調査によると、30年固定住宅ローンの平均金利は7.28%。前週の7.03%から0.25ポイント上昇し、6週連続の上昇となりました。前年同期は6.34%で、現在の水準は2023年11月以来の高さです。
15年固定金利も、前週の6.42%から6.60%へ上昇しました。なお、この統計は全米の金融機関から提出された多数の住宅ローン申請をもとにした平均値で、実際の適用金利は信用力、頭金、物件、融資条件により異なります。
具体的に、40万ドル(1ドル157円で約6,280万円)を30年固定で借りる場合を試算します。元利均等返済の月額は、7.28%で約2,737ドル、約43万円です。前週の7.03%では約2,669ドル、約41万9,000円なので、わずか1週間で月約1万1,000円、年間約12万7,000円の負担増となります。
前年の6.34%なら月約2,486ドル、約39万円です。現在は前年より月約3万9,000円高い計算です。固定資産税、保険料、管理費、融資手数料は含めていません。
住宅市場にも影響が表れています。9月に値下げされた売出し物件の割合は20.8%となり、9月としては2018年以来の高水準です。住宅購入向けローン申請も前週比5%、前年同期比14%減少しました。
💡注意点
金利上昇は収益物件のキャッシュフローと購入可能価格を押し下げます。検討時には金利7.5~8%でも返済できるか、DSCR、修繕費、税金・保険料を含めて確認しましょう。
一方、買い手の減少は価格交渉、売主負担による金利引下げ、クロージング費用の補助を得る機会にもなります。変動金利を使う場合は、初期金利だけでなく将来の上限金利と借換え条件まで確認することが大切です。
高金利の時ほど、物件価格ではなく「融資後に残る収益」の判断が必要です。✨
