いつも米国不動産のブログをお読みいただき、ありがとうございます。
米国では住宅ローン金利が再び7%台に上昇しましたが、新築一戸建ての販売は前月から増えました。🏠📈
価格の動きと合わせて、最新統計を見てみましょう。
📊 ニュースの要点
米国国勢調査局と住宅都市開発省が2026年9月24日に発表した8月の新築一戸建て販売件数は、年率換算68万4,000戸。前月比6.4%増、前年同月比2.0%減でした。
販売中の在庫は48万3,000戸で、前月と同水準です。現在の販売ペースでは8.5カ月分に相当し、7月の9.0カ月分からは縮小しましたが、供給が極端に少ない状態ではありません。
販売価格の中央値は39万3,700ドル。前月比では0.4%上昇した一方、前年同月の41万7,900ドルからは5.8%下落しました。平均価格も47万8,700ドルで、前年同月比8.8%下落しています。価格帯別では、40万ドル未満の住宅が全体の52%を占めました。
地域別の販売は、中西部が前月比84.9%増、南部が6.9%増。一方、北東部は36.1%減、西部は15.2%減でした。ただし地域別数値は月ごとの振れが大きく、1カ月だけで傾向を断定できません。
融資環境は厳しく、Freddie Macによると、9月24日の30年固定住宅ローン金利は7.03%。前週の6.95%、前年同期の6.30%を上回りました。
なお、販売の前月比6.4%増は誤差の範囲を含む速報値です。米国国勢調査局も、販売の傾向を判断するには約4カ月必要と説明しています。
💡 注目点
販売増だけを見ると市場回復にも見えますが、8.5カ月分の在庫と価格下落は、買い手側に一定の交渉余地があることを示しています。
新築住宅を検討する際は、表示価格だけでなく、住宅会社による値引き、住宅ローン金利の買い下げ、クロージング費用の補助、完成在庫の保有期間を確認しましょう。投資用なら、固定資産税、保険料、HOA、想定家賃を含めた実質収支の確認が重要です。
特に西部では年初から8月までの販売が前年同期比10.0%減っています。カリフォルニアなどでは、全国平均ではなく都市ごとの在庫、雇用、価格帯を比較することが大切です。✨
高金利でも売れる住宅と、値下げが必要な住宅の差が広がっています。数字を地域別・価格帯別に読み、購入機会を見極めたいところです。
